ユウキ「・・・」



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



タツヤ「だからさ、今サッカー部作っているんだよ」



ユウキ「興味ねぇよ」



タツヤ「ユウキ君は頭いいからさ、どうしても新生サッカー部に欲しいんだよね」



ユウキ「サッカーなんて、やってる暇ねぇよ」



~~放課後~~



〈ゲームセンター〉



ユウキ(サッカー部ね・・・何が面白いんだか
1年中同じスポーツやってて飽きないものかね
・・・んだよ、乱入してくんじゃねぇよ)



━━━GAME SET━━━



ユウキ(強ぇし)



タツヤ「僕の勝ちだね♪」



ユウキ「何だ、お前かよ
俺は帰るぞ」



タツヤ「あっ、ちょっと
おっ小学生、続きやっていいぞ
ユウキ君、待って!」



ユウキ「何だよ、サッカー部には入らないぞ」



タツヤ「僕1人じゃ無理なんだって
君みたいな頭いい人に支えてもらわないと、作ったって先行きが不安なんだ
なんなら、キャプテンは君でいいよ」



ユウキ「・・・わかったわかった、入ってやるよ
キャプテンは、お前だからな
その代わりつまらなかったら、すぐに辞めるぞ」



タツヤ「ありがとう」



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



ユウキ(つまらなかったどころか、サッカー部にいなかったら、こんなにたくさんの得るモノはなかったな)



ユウキ「すぅ~」



ショウイチ(・・・?)



ユウキ(勝つぞ!!!)



〈一方〉



ダイ(わしとしたことが・・・)



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



ダイ(部活を辞めたら、ヒマじゃのう)



女子1「何か先輩と揉めたらしいわよ」



女子2「普段から素行も悪いし、何か怖いわね」



ダイ(聞こえてるわい
相変わらず、評判も悪いのう)



タツヤ「ねえねえ」



ダイ「何じゃ、お前」



タツヤ「あっ、タツヤっていうんだけど」



ダイ「何の用じゃい」



タツヤ「バスケ部辞めたんでしょ?サッカー部に入ってよ
バスケ上手かったから、サッカーもきっと上手いはずだよ」



ダイ「うちに、サッカー部なんかあったんか?」



タツヤ「今、作っている最中
あっ、だから先輩もいないよ」



ダイ(痛いとこをズバズバと攻めるのう
何なん?こいつは)



ダイ「いや、そういう事なら今は迷惑がかかってしまうからやめておく
せっかく部が出来上がる大事な時期に、問題児を入れる事もなかろう」



タツヤ「関係ないよ、そんなの」



ダイ「関係ないわけあるか!しばらくして気が向いたら、また誘ってくれ」



タツヤ「部が出来る今だからこそ、君が必要なんだよ
僕は気が弱いから、君みたいな覇気のある人にいて欲しいんだ」



ダイ(覇気って・・・わしゃ、荒くれ者呼ばわりされとるのに)



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



ダイ(はみ出し者のわしを、何の偏見もなくサッカー部に入れてくれたあいつの為にも、もう誰にも入れさせん!!)



ダイ「うぉーー!!!」



ヨシヒロ(復活か?)



ダイ(そもそも、わしは大切なゴールを預かっとるんじゃ
それは、みんながわしを信頼してくれとるっちゅう事じゃろう
誰にも、開けさせん!)



















続く