〈研究室〉



教授「うむ、前期の成績がこのままだと付けづらいな」



エリ「はぁ、すいません」



教授「必修だからな、何かレポートでも書いて・・・」



トントン



教授「はい、どうぞ」



ガチャ



エイト「こんにちは」



教授「おっ、久しぶりだな
元気していたか?」



エイト「ぼちぼちですね、仕事に行き詰まっていて
あっ、これお土産
先生の好きなかりんとう」



教授「おぉ~、サンキュー♪まあ、最初はそんなもんだろ
せっかく来たんだ、ゆっくりしていきなさい」



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



教授「大変だな、そりゃ」



エイト「えぇ、まあ
ところでこいつは、どうしたんですか?
まだゼミやる学年じゃないでしょ」



教授「なかなかの優秀でな
そうだ!お前、何かレポート内容を考えてくれ」



エイト「レポート?」



教授「小レポートでいいから」



エイト「いや、どうせなら・・・」



教授「・・・?」

エリ「・・・?」



エイト「俺の卒論でも、要約してもらおうかな」



教授「ほぅ~、なかなか面白い事考えるな
まあ、それで単位が貰えるなら安いもんだな」



エリ「えっ」



エイト「と言う事で、そろそろおいとましようかな
こいつも、連れて帰っていいですか?」



教授「あぁ、みっちり鍛えてやってくれ」



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



ブロロロロロ



エイト「・・・・・・」



エリ「ねえ」



エイト「お前、大丈夫か?いっぱいいっぱい過ぎてんじゃないか」



エリ「そうかもしんない」



エイト「ツライんだろ?現状が」



エリ「うん・・・」



エイト「確かに、あのただっ広い空間に一人じゃな~」



エリ「あのね!」



エイト「辞めようと思ってんだろ?大学」



エリ「・・・何で、わかったの?
まだ誰にも言ってないのに」



エイト「何となく、そんな気がした」



エリ「そうなんだ」



エイト「どうでもいいけど、もっと俺を頼って来いよ」



エリ「うん」



エイト「俺じゃ、頼りないか?(笑)」



エリ「そんな事ないよ」



エイト「淋しいよ、相手にされてないみたいで」



エリ「ゴメン」



エイト「何でも相談に乗るぜ」



エリ「ありがとう、そっち大丈夫なの?」



エイト「俺の方は、じわじわと効果が出て来たから大丈夫♪」



ー ー ー ー ー ー ー ー ー



お客1「ねえ、この帽子とこのバック持ってたら、チョ~良くない?」



お客2「あんた、帽子だけで良かったんじゃないの?」



お客1「何か、このバックも欲しくなって来た」



店長(視覚効果なのか?
最近、帽子やサングラスと一緒にしてるやつ売れて行くな)



お客1「あぁ~、でも金ピンチ」



エイト「お客様」



お客1「はい?」



エイト「そちらの方、大変数が少なくなって来ているので、今が買いですよ」



お客1「じゃあ、やっぱ買っときます」



エイト「ありがとうございます」



店長(一つ壁を乗り越えたな)














最終話に続く