06/15(日) 2回 中京 8日目
11R CBC賞(G3)
サラ系3歳以上 ○国際□指(ハンデ)芝1200m 18頭
本賞金:4300、1700、1100、650、430万円
全6勝すべてをダート1200m戦で挙げているスリープレスナイト(写真は資料)。砂6Fのスペシャリストを名将・橋口師は今回、緑のターフに送り込む。「体調がすごく良くてね。適当なダートのレースもしばらくはない。それで挑んでみることにしたんだ」。前々走で騎乗した横山典も「この馬、芝でもいいですよ」と指揮官の背中を押した。優れたダッシュ力に、軽やかな脚さばき。6Fオンリーのスタイルにこだわるのなら、芝の舞台でも何らおかしくはない。
久々を叩いたカノヤザクラが順当に変わりそうだ。発馬難が影響し、前走のテレビ愛知OPは12着大敗。「あんなことは初めて。休み明けで、勘が鈍っていたとしか考えられない」と橋口師は首をかしげる。「この中間はゲート練習もしたからね」と期待していた。
前走の高松宮記念は14着に惨敗したナカヤマパラダイス。昨年2着の相性のいいレースで巻き返しを狙っている。前走後は放牧へ出され、ここを目標に調整してきた。佐々木助手は「休みは予定通りで、ここまで順調にきている。暑い時がいい馬だからね」と体調の良さを強調する。GIの前走は見せ場なく敗れたが、「今回はGIIIだし、何とかしてほしい」と好走を願っていた。
砂で2連勝中のスリープレスナイトが、勢いに乗って芝重賞Vを狙う。
ーーーーーー
前走テレビ愛知オープンでトウショウカレッジが受けた支持は、16頭中10番人気という低いものだった。ところが内々を巧みに進み、いわゆる“行った行った”の形で押し切りを図る先行2頭をひとのみ。クビ差とはいえ、メンバー最速の上がり33秒2の末脚にはすごみすらあった。
池添師が振り返る。「放牧先で、かなり乗り込んでの出走だったからね。追い切りの動きも良くて、期待は持って見ていたんだ。ただ、勝つまではどうかなあって。そう思っていたんだけどね」。指揮官の期待値の上を行く、強烈なパフォーマンス。地力上位の実績馬が前哨戦をものにしたのだから、本番は当然のように、主役として尾張ラストのステージに立つことになる。
もちろん、中間の臨戦過程は右肩上がり。栗東坂路の1週前追い切りでは、4F53.9-39.2-12.2秒と抜群の動き。体重の軽い騎手候補生が騎乗して、馬場も整備された直後。条件が整っていたとはいえ、水分を大量に吸い込んだコースでは優秀な数字だ。担当の坂井助手は「おれが乗っても、あのくらいの時計は出るよ。状態は文句なし。3、4歳のころは体質が弱くて、ほとんど使えなかったんだ。ようやく今、成長してきたんだな」と目を細める。
晴雨不問の頼もしさに加え、巨体に似つかわない器用さも兼備する。「小回りコースでも対応してくれるのがいいよね。GIIIを勝てる力はある。勝って、函館(函館スプリントS・7月6日)にいきたいね」と、控えるサマースプリントシリーズを意識。遠回りした6歳馬が、グングン“加速”している。
休み明け2戦目で上昇曲線を描くトウショウカレッジが重賞制覇を狙う
ーーーーーーー
前哨戦のテレビ愛知OPを制して、勢いに乗るトウショウカレッジ。火曜朝は栗東DWを1周したあとに坂路へ。4F69.7秒の微調整で呼吸を整えた。見届けた池添師の表情にも自信がみなぎる。「引き続き感じはいいですね。あとは最終週の馬場状態で、雨が降った時がどうかでしょうね。前走は開幕週の分、我慢してくれたのもあるでしょうから」と、良馬場をリクエストしていた。
OP特別勝ちを含めて3勝、得意の中京で飛躍を誓うのがトーセンザオーだ。前走の栗東Sは12着。着順こそ大きいが、乾いた砂で先行有利の馬場状態に泣いた。「前々走のあとに短期放牧に出したんだが、いまひとつピリッとしないね。ただ今回はGIほど強豪が集まらないからね。中京コースは合っているし、55kgもいい。頑張ってほしいな」と飯田雄師は巻き返しに意欲を見せていた。
半年間の充電を経て、エムエスワールドが参戦。放牧先で豊富な乗り込みを消化して、栗東トレセンに戻ってきたのは先週のこと。8日の栗東坂路で早速、4F60.7-45.6-15.4秒と軽く時計を出している。「リフレッシュ放牧明け。細いくらいに仕上がっているから、力を出せる態勢にあるよ。自分のペースで行って、おしまいの脚を生かしたいね」と湯窪師は大駆けへ野心をのぞかせた。
ーーーーーーーーー
10歳になっても奮闘中のリキアイタイカンは美浦坂路で最終追い。ほぼ馬なりのまま力強く駆け上がり、4F50.1-36.0-12.2秒を叩き出した。「やれば動く馬。年齢的に上積みということはないけど、状態は維持できている。この馬の場合は展開。しまいは確実に脚を使えるから、中団くらいにつけられれば」と谷中助手。CBC賞は3歳12月に制しており、6年半ぶりに同一重賞Vという快挙を目指す。
今年に入ってからひと息の成績が続いているテンイムホウだが、昨年末の尾張Sで3着に好走した舞台で変わり身を狙っている。追い切りは美浦Wコースで行われ、単走で5F67.0-39.2-12.7秒を計時。馬なりの内容だったが、素軽い動きを見せた。柄崎師は「状態面に関しては心配ないですね」と上々の反応。条件変わりについても「このコースで悪い結果は出ていないからね」と前向きだった。
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追い切りの“ラッシュ”が過ぎ去り、水分を含んだウッドチップは重くなる一方。さらに栗東坂路の馬場開門から、1時間近くがたっている。それでもトウショウカレッジの赤いシャドーロールはきれいに揺れ、軸のブレないフォームを保ち続ける。残り200mを示す標識を目前にして、速やかにピッチアップ。暗褐色の大地を蹴り上げながら、豪快にスピードに乗っていく。左後一白の巨漢はやや内に切れ込みながら、余力たっぷりにフィニッシュラインを走り抜けた。
順当に調子を上げている。「追い切り直後の計量で、(鞍を置いて)562kg。前走時が566kgやったから、マイナス4kgか。実戦でもそれぐらい、絞れていてくれればね」と、池添師は手応えを抱く。
もちろん、主戦・池添の感触もいい。自らまたがった最終追い切りにも、しっかりと合格点をつけた。「ボコボコして、馬場状態が悪かったですからね。それを考慮すれば、動きも反応も良かったですよ。前走時と比べて、息遣いも良くなっていますしね」。実戦を重ねながら、ボルテージを高めていくタイプ。鮮やかなV劇からさらに、良化モードに突入している。
「使って使って、良くなる馬ですからね。まだ良くなりますよ。体が大きい割に、器用ですしね。中京コースも差しが決まる状態になってきましたから。今の馬場状態も合っていると思います」。尾張の開幕週を飾った末脚が、最後もきっちりと締めくくる。
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11R CBC賞(G3)
サラ系3歳以上 ○国際□指(ハンデ)芝1200m 18頭
本賞金:4300、1700、1100、650、430万円
全6勝すべてをダート1200m戦で挙げているスリープレスナイト(写真は資料)。砂6Fのスペシャリストを名将・橋口師は今回、緑のターフに送り込む。「体調がすごく良くてね。適当なダートのレースもしばらくはない。それで挑んでみることにしたんだ」。前々走で騎乗した横山典も「この馬、芝でもいいですよ」と指揮官の背中を押した。優れたダッシュ力に、軽やかな脚さばき。6Fオンリーのスタイルにこだわるのなら、芝の舞台でも何らおかしくはない。
久々を叩いたカノヤザクラが順当に変わりそうだ。発馬難が影響し、前走のテレビ愛知OPは12着大敗。「あんなことは初めて。休み明けで、勘が鈍っていたとしか考えられない」と橋口師は首をかしげる。「この中間はゲート練習もしたからね」と期待していた。
前走の高松宮記念は14着に惨敗したナカヤマパラダイス。昨年2着の相性のいいレースで巻き返しを狙っている。前走後は放牧へ出され、ここを目標に調整してきた。佐々木助手は「休みは予定通りで、ここまで順調にきている。暑い時がいい馬だからね」と体調の良さを強調する。GIの前走は見せ場なく敗れたが、「今回はGIIIだし、何とかしてほしい」と好走を願っていた。
砂で2連勝中のスリープレスナイトが、勢いに乗って芝重賞Vを狙う。
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前走テレビ愛知オープンでトウショウカレッジが受けた支持は、16頭中10番人気という低いものだった。ところが内々を巧みに進み、いわゆる“行った行った”の形で押し切りを図る先行2頭をひとのみ。クビ差とはいえ、メンバー最速の上がり33秒2の末脚にはすごみすらあった。
池添師が振り返る。「放牧先で、かなり乗り込んでの出走だったからね。追い切りの動きも良くて、期待は持って見ていたんだ。ただ、勝つまではどうかなあって。そう思っていたんだけどね」。指揮官の期待値の上を行く、強烈なパフォーマンス。地力上位の実績馬が前哨戦をものにしたのだから、本番は当然のように、主役として尾張ラストのステージに立つことになる。
もちろん、中間の臨戦過程は右肩上がり。栗東坂路の1週前追い切りでは、4F53.9-39.2-12.2秒と抜群の動き。体重の軽い騎手候補生が騎乗して、馬場も整備された直後。条件が整っていたとはいえ、水分を大量に吸い込んだコースでは優秀な数字だ。担当の坂井助手は「おれが乗っても、あのくらいの時計は出るよ。状態は文句なし。3、4歳のころは体質が弱くて、ほとんど使えなかったんだ。ようやく今、成長してきたんだな」と目を細める。
晴雨不問の頼もしさに加え、巨体に似つかわない器用さも兼備する。「小回りコースでも対応してくれるのがいいよね。GIIIを勝てる力はある。勝って、函館(函館スプリントS・7月6日)にいきたいね」と、控えるサマースプリントシリーズを意識。遠回りした6歳馬が、グングン“加速”している。
休み明け2戦目で上昇曲線を描くトウショウカレッジが重賞制覇を狙う
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前哨戦のテレビ愛知OPを制して、勢いに乗るトウショウカレッジ。火曜朝は栗東DWを1周したあとに坂路へ。4F69.7秒の微調整で呼吸を整えた。見届けた池添師の表情にも自信がみなぎる。「引き続き感じはいいですね。あとは最終週の馬場状態で、雨が降った時がどうかでしょうね。前走は開幕週の分、我慢してくれたのもあるでしょうから」と、良馬場をリクエストしていた。
OP特別勝ちを含めて3勝、得意の中京で飛躍を誓うのがトーセンザオーだ。前走の栗東Sは12着。着順こそ大きいが、乾いた砂で先行有利の馬場状態に泣いた。「前々走のあとに短期放牧に出したんだが、いまひとつピリッとしないね。ただ今回はGIほど強豪が集まらないからね。中京コースは合っているし、55kgもいい。頑張ってほしいな」と飯田雄師は巻き返しに意欲を見せていた。
半年間の充電を経て、エムエスワールドが参戦。放牧先で豊富な乗り込みを消化して、栗東トレセンに戻ってきたのは先週のこと。8日の栗東坂路で早速、4F60.7-45.6-15.4秒と軽く時計を出している。「リフレッシュ放牧明け。細いくらいに仕上がっているから、力を出せる態勢にあるよ。自分のペースで行って、おしまいの脚を生かしたいね」と湯窪師は大駆けへ野心をのぞかせた。
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10歳になっても奮闘中のリキアイタイカンは美浦坂路で最終追い。ほぼ馬なりのまま力強く駆け上がり、4F50.1-36.0-12.2秒を叩き出した。「やれば動く馬。年齢的に上積みということはないけど、状態は維持できている。この馬の場合は展開。しまいは確実に脚を使えるから、中団くらいにつけられれば」と谷中助手。CBC賞は3歳12月に制しており、6年半ぶりに同一重賞Vという快挙を目指す。
今年に入ってからひと息の成績が続いているテンイムホウだが、昨年末の尾張Sで3着に好走した舞台で変わり身を狙っている。追い切りは美浦Wコースで行われ、単走で5F67.0-39.2-12.7秒を計時。馬なりの内容だったが、素軽い動きを見せた。柄崎師は「状態面に関しては心配ないですね」と上々の反応。条件変わりについても「このコースで悪い結果は出ていないからね」と前向きだった。
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追い切りの“ラッシュ”が過ぎ去り、水分を含んだウッドチップは重くなる一方。さらに栗東坂路の馬場開門から、1時間近くがたっている。それでもトウショウカレッジの赤いシャドーロールはきれいに揺れ、軸のブレないフォームを保ち続ける。残り200mを示す標識を目前にして、速やかにピッチアップ。暗褐色の大地を蹴り上げながら、豪快にスピードに乗っていく。左後一白の巨漢はやや内に切れ込みながら、余力たっぷりにフィニッシュラインを走り抜けた。
順当に調子を上げている。「追い切り直後の計量で、(鞍を置いて)562kg。前走時が566kgやったから、マイナス4kgか。実戦でもそれぐらい、絞れていてくれればね」と、池添師は手応えを抱く。
もちろん、主戦・池添の感触もいい。自らまたがった最終追い切りにも、しっかりと合格点をつけた。「ボコボコして、馬場状態が悪かったですからね。それを考慮すれば、動きも反応も良かったですよ。前走時と比べて、息遣いも良くなっていますしね」。実戦を重ねながら、ボルテージを高めていくタイプ。鮮やかなV劇からさらに、良化モードに突入している。
「使って使って、良くなる馬ですからね。まだ良くなりますよ。体が大きい割に、器用ですしね。中京コースも差しが決まる状態になってきましたから。今の馬場状態も合っていると思います」。尾張の開幕週を飾った末脚が、最後もきっちりと締めくくる。
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