ダービー情報


 NHKマイルC制覇に続く、変則2冠へチャレンジするディープスカイも順調そのものだ。「以前は牛みたいにノソノソ歩いていたけど、アーリントンC(3着)が終わった頃からしっかりしてきた。だけど、ここまで良くなるとは思わなかった」と堂本助手。初めて経験する2400mにも「掛かる感じはないので、大丈夫だと思っている」と気にはしていなかった。

 レインボーペガサスは、栗東坂路を1本。鞍上を引っ張る勢いで、馬場の外めを駆け上がる。4F61.7秒のタイムで、上々の気合乗りを見せた。「順調にきているね。以前と比べて、本当に落ち着きも出てきているからね。皐月賞の時より、緩やかだけど、良くなっているんじゃないかな」と、見届けた鮫島師は前向きに話す。実戦を重ね、確実に成長中だ。


 共同通信杯を制した相性のいい東京コースで、ショウナンアルバが雪辱に燃えている。パートナーの蛯名は皐月賞を振り返って「前走はいろいろなことが重なってしまった。馬場も柔らかかったしね」と敗因を説明する。展開、馬場状況など、すべてのファクターがいい方向へ向いてはくれなかった。「器用さを求められる中山より東京の方がいいから」と、実績のある舞台での巻き返しを誓った。


 ダービー3勝目を狙う松田国師はブラックシェルモンテクリスエスの2頭出しで快挙へチャレンジする。「2頭とも順調にきているし、暖かくなってようやく本来の力を出せるようになってきた」と笑顔を見せた。そして、「抜けた馬のいない今年は(調整を)手加減したら勝負にならない。(最終追い切りは)しまいまでしっかりやります」。刻まれた経験。大一番へ少しのすきも見せない。


 サクセスブロッケンのチャレンジは、今年の祭典で最も胸躍る出来事ではないか。「競馬をやっている者だからね。“ダービー”という言葉が周囲から出た時、自然に選んでいた」と、藤原英師は言い切る。リーディングトレーナーの決断が、華やかで最高の舞台に彩りを加えた。


 02年の桜花賞TR・フィリーズレビューを制したサクセスビューティを母に持ち、父は名馬シンボリクリスエス。血の配合、姿ともに新緑のターフが抜群に似合うが、脚元の不安や体質の弱さがつきまとった。「両方の前脚が、外側に曲がっている。骨や腱に負担がかかってね…。“競走馬にできるのかな”って。そういう状態だったんだ」。専門の削蹄チームが、デビュー前から付きっ切りでケア。「みんな、あきらめずによく続けてきたと思う。そういう意味では、天から授かったという感じがするんだ」。

 若き指揮官の野望は、ホースマン最高の舞台が近づくにつれ高まる。「ここまで来れたこの馬の運もある。それは計算してできるものじゃない。だから、それも生かしたいね。ダービーだから、何が何でも100%の仕上げでいく」。強烈な風は、まだまだ吹き続けるかもしれない。

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目黒記念情報

 昨年暮れの有馬記念以来になるロックドゥカンブが、岩田との新コンビで今年のスタートを切る。22日の1週前追い切りは美浦Wで追われ、5F64.7-36.8-12.3秒をマーク。見守った堀師は「帰厩後も順調ですね。馬体の成長も感じられます」と好感触だった。久々の実戦になるが、いい感じに仕上がっている。木曜の最終追い切りには栗東から岩田が駆け付ける予定になっている。


 58.5kgのトップハンデを背負うアイポッパー。それでも土屋助手は、「59kgじゃなくてよかったよ。前走の負けで、58kgにならないかと思ってたけどね」と気にはしていない様子だ。その前走、春の天皇賞は11着と大きく崩れた。「ジョッキーは3角で接触したと言ってたけど、年齢的なものもあるのかな。状態が良かっただけに案外だった」と振り返る。実績のある東京コースで巻き返したいところだ。

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金鯱賞情報
 大阪杯2着から中7週。地道に力をつけてきたエイシンデピュティが、3つめの重賞Vを目指して万全の態勢を誇る。中間の気配の良さは、野元師の笑顔が物語る。「ずっと厩舎にいて、びっしりと攻め馬を積んできたよ。1週前追い切りでは、栗東坂路で4F51.9秒。動きも良かったからね」。春の日差しが良く似合う、きれいな栗色の馬体。力感あふれるフットワークは、シーズンを重ねるごとに迫力を増していく。6歳の春を迎えて、ますます実が入ってきた。


 インティライミがジャンプアップ。休み明けの大阪杯(7着)を使われ、着実に調子を上げている。「前走はちょっと気負っていたからね。おまけに超スローペース。力を出せなかった。今回は動きが良くて、落ち着きもある。状態はいいよ」と、佐々木晶師のトーンも高い。


 サクラメガワンダーが調子を上げている。この日は栗東坂路をしっかりと駆け上がり、28日の追い切りに備えた。「前走は発馬でつまずいたけど、最後は良く伸びているから。休み明けの一戦を使ったことで、今回はすごく具合がいいみたい。動きも良くなってきたからね」と、友道師は手応えを抱く。


 連覇を狙って、ローゼンクロイツが躍動。暖かい季節を迎えて、状態面も確実にアップ。7着に敗れた前走の中京記念から、明らかに体調が良化している。「あの時は冬毛が出て、いまひとつの雰囲気だった。今度は違うよ。今年は去年と比べても、脚元の状態がいいんだ」と、橋口師は目を細める。
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