北風と太陽 | 日常の身のこなしが生き方を変える

日常の身のこなしが生き方を変える

特別なことでなくて日常の身心づかいを丁寧に生きる

北風と太陽というお話を
ご存じでしょうか?

イソップ童話「北風と太陽」

北風と太陽が力くらべをするというお話です。

旅人のマントを脱がせた方が勝ち!
というものですが、

人の身体を良くするときも、
その人の間違いに氣づかせて
正しい動きや、行いをさせるという
ことをしていきます。

ですが、北風のように力づくで
いうことを聞かそうとすると、
ますます頑なに心が閉じてしまい、
胸の内を開こうとはしません。

でも、太陽のように、
自然と身体をゆるませていくと
心も開いていきます。


閉じている心には、
閉じているべく何かが
あるのです。

それは、自分ではコントロールできない
部分です。

動きたくない身体を動かすという時、
一番氣をつけなくてはいけない事、

それは、

自分で動きたくなるまで
誘導すること。


人の心がわからない人が多くなった現代。

自分さえ良ければいい。

そんな人が増えているように
思います。


本当は、物言わずグッと胸の内で
言いたいことが言えないで
苦しんでいる人、大人しい人が

本当は、とっても良いことを考えていて
世の中を変えていける人なのでは
ないのか・・・

本当の太陽の人のように
思います。