今日はネット(日本のサイト)で販売されている三葉虫の中から偽者っぽいものを見せていく。
(写真1)
(写真1)はめったに完全体は見つからないアカンソピゲである。18万円ほどで販売されていた。
これは明らかな偽者で石灰岩の土台にアカンソピゲの偽者を埋め込んだものである。
なぜ、そうわかるか?
・化石本体の周りの色と母岩の色が異なる。
・周りの母岩は明らかにハンマーで削ったクリーニングのくせに、アカンソピゲ本体自体が完璧。ハンマーでここまでのクリーニングはできない。
他には完全体のくせに値段が安いなどの理由があります。
写真2~4はかなり三葉虫の中では有名なディクラヌルスである。
それがなんと2体も!スゴーと最初は思ったがこんなことはかなりありえない。ディクラヌルスが2体も同時に見つかるなんて前例がない。なのでじっくり写真をみたら、2体の三葉虫の間にひびがあります。
ここから先は私の予想ですが、この化石は実は単に2体のディクラヌルスを接着したのではないだろうか?
そうすれば、かなり珍しく見えるから、、、。
しかも、個々のディクラヌルスもかなりの修正痕が目立ちます、、、。
みなさん、偽者にご注意!
(偉そうですいません)