今回のお城は静岡県の沼津市にある興国寺城(こうこくじじょう)です
後北条氏の初代、北条早雲が旗揚げした城といわれ、徳川・武田・今川の境界線といえる場所にあるここ沼津はこの三大名の激しい争奪戦が繰り広げられて城主が頻繁に交代しています
その交代と共に改修が行われた興国寺城は愛鷹山の南麓を利用した連郭式平山城の造りです
興国寺城の城主はそのような事情でよく変わっていますが、その中でも「どちへんなし」(公平な人)と言われた徳川家康配下で三河三奉行に数えられた天野康景が出てきますね
家紋の三階松に三日月を沼津の街中歩いてる時に見かけた覚えがあります
城の整備などで使う竹や木材を盗むやつがいたので足軽に警備させた時に泥棒を斬り殺してしまったが、その相手が幕府管轄の村の人たちだったのでその足軽を引き渡せと言われた時、警備を命じたのは自分なので責任は自分にあるとして子息と共に興国寺城を出奔しています
この逸話も公平と言われた人を感じてなかなかできる事じゃないなと感じ入ります
⚫︎興国寺城跡方向指示
本丸はこの場所にあったようです
場所は沼津の街中から駿河湾沼津SAへ向かう方向にある根古屋の信号のところにあります
それではスタンプをぽんっ
スタンプは4枚目写真の案内版のとなりにある、のぼり旗下に見えるボックスの中にあります