父の日に | hahaのブログ

父の日に

母の日に 母の若き日のことを書いたので

父の日には 父の事を書いておこう

 

大正生まれの父 男は仕事 女は家庭を守る時代

ご多分に漏れず 父も仕事仕事の人

 

家にいる時間が 少ない父との接点は

父が持ち帰る お土産を囲んでの 茶の間

本やレコード ケーキやアイスクリーム 

接待帰りの お寿司の折り詰め 出張も多くて

父を待つより お土産を待っていたかも

 

あちこち行った旅行…九州 四国 東京 スキーも 神鍋 大山 御岳

沢山の写真に 取引先のご家族とご一緒のものが 多いところを見ると

仕事がらみのお付き合い旅行だったのかもしれない 

 

30歳で 家を建て 4人の子持ちになり 男は仕事の時代 

家長としての 使命感で 精一杯だったのかも

 

そんなアルバムの最初の方

昭和28年夏 妹 8か月 私 2歳 姉 4歳 と 6歳 

家族で 父の実家 北海道に 行っている

当時は 汽車で寝て 青函連絡船で寝て

北海道まで2日以上かかったのではないかと思う

 

父31歳 母は28歳 

乳飲み子 オムツの幼児も 連れての大移動

孫を見せたい一心にしても…

布オムツの時代に 一体どうやって?

聞いとけばよかった

 

若くて きっと一生懸命だったね

 

娘たちの喜ぶさま 両親を喜ばせることに

幸せを感じていてくれたんだろうね 

 

北海道の農家の6人兄弟の長男で その責任感も?

 

若き日の父の不安や一生懸命さを思うと

切なくなってしまう私である