「練習をやり過ぎたのから背が伸びなかっ
たのか?」
確かに我が家の3兄弟は、身長が高くあり
ません。
また、3兄弟の幼少期にやってきた練習が、
「やりすぎ」に入るのか?も私自身は、よ
く分かりませんが、チーム練習の強度を参
考にしながら臨機応変にメニューを変えて
やってきました。
やりすぎて怪我をして、サッカーの練習が
出来なくなるのは、本末転倒ですから。
このブログでも何度も書いてきたテーマで
すが、元プロ野球選手の岡崎郁さんのYou
Tubeを見ていたら、そんな内容を取り上げ
ていたので、私の思う事を書きたいと思い
ます。
岡崎郁さんは、私が巨人を一番好きだった
時代の主力選手です。
中学で野球をやめた私ですが、なんだかん
だ言っても野球のYouTubeチャンネルは、
今でもけっこう見ています。
上原浩治の雑談魂、里崎チャンネルなんかは
気付いたら見ていますから。
私が考えさせられた動画は、東北高校で監督
を勤めていた「佐藤洋監督」の「低年齢での
過度な練習」で、180cmいかない子供が多
いという内容でした。
元々180cmいく子は、日本人の6.4%で、16
人に1人ぐらいと言われていますが、体格に
恵まれた子供達が、野球を始めている事を考
えても、やっぱり身長が伸びていないって事
なんだと思います。
残念ながら佐藤洋さんは、先月「急性大動脈
解離」で、お亡くなりになっていますが、
遺族の強意思もあり、この動画の公表に踏み
きったそうです。
プロ野球(巨人)出身で、現役で高校野球の監
督をしていた方の言葉は、めちゃくちゃ重
いと思って、思わず動画を見させてもらい
ました。
低年齢での過度な練習が、特に小中学校時代
の骨と筋肉の成長に大きく関わると。
沢山走っている子供🏃♂️ほど、高校時代には、
小さかったりするそうです。
幼少期から中学生までに、過度な負担を骨や
筋肉にかけなかったら、5~10cmは、伸び
てるんじゃないか?とも話していました。
一番印象的だったのが、「骨の成長が止まる
までの18歳までは、過度な練習はしない」
という言葉でした。
今の子達は、昔に比べて平日に練習をし過
ぎている弊害が、骨の成長に影響を与えて
いるからこそ、特に「休養」の大切さを伝
えているのが印象に残っています。
体を大きくするということの価値![]()
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「体が大きい」というのは、何よりも一番の
アドバンテージですし、体が大きい人のパ
ワーとスピードは、平均的な体格の人が努
力を重ねても、なかなか追い付けない要素
だと思います。
だからこそ、山本由伸選手が、あれだけ活
躍している事実っていうのが、逆に価値を
高めています。
身長177.8cmで、79.8kgというのは、プロ
野球の世界でも大きい部類じゃありません。
体力をつけながらも、同時に体を大きくし
ていくことの両立は、本当に難しいんだろ
うなぁって感じています。
相反するものなんでしょうね。
野球とサッカーでは、また違うとは思いま
すが、めちゃくちゃ参考になる内容でした。
野球よりもサッカーの方が、様々なポジシ
ョンの特性上一概に体が大きい方が、有利
とは言えないのも面白いところです。
野球は、どっちかと言うと、「パワー」と
「スピード」
サッカーは、勿論「パワー」「スピード」は
大事ですが、「アジリティ」と「持久力」も
大事な要素になってくるのが野球とは、また
違うところだと思います。
特にアジリティは幼少期に、持久力は、中学
と高校で、一番伸びるのが分かっていますか
ら、幼少期から俊敏性を鍛え、中学、高校で
心肺持久力を高めたTRを「徹底的」にやら
ないといけないのも野球とはまたちょっと違
う特徴だと思います。
「徹底的」と書きましたが、これがまた難し
いし、やりすぎは怪我の原因にもなるし、や
らなかったら、そもそも試合で戦える状態に
なりませんから。
どこまでやっていいのか?誰も分からないと
言うのが正直なところだと思います。
練習量の参考書があったら欲しいぐらいで
すし、どんたけ練習量をセーブしても、ど
れだけストレッチをしても、どれだけ休養
を与えても怪我する人はするし、どんだけ
練習をして、ケアをしなくても怪我しない
人もいると思います。
因みに、ケアをしなくても良いという事では
決してありません。
人それぞれで、成長のスピードによってもチ
ームによっても色々な要素で変わってくるの
で、どこまでやっても大丈夫か?なんて一生
分からと思います。
だから幼少期、成長期の指導者って大変だと
思いますし、答えが分からないからこそ、や
りがいがあって没頭するのかもしれません。
「育成」に何が正解⭕か、なんてその時は、
分かりません。
5年後、10年後を見てみないと分からない世
界ですから、本当に奥深くて面白い世界なの
が、「育成」だと思います。
特に「幼少期」の過ごし方には、まだまだ改
善の余地が沢山あって、これをやってたから
良かった❗とか逆に、これはやらない方が、
良かった❗もあるんでしょうね。
なかなか着地点が難しいなぁって思いながら
ブログを書いていますが、特に私の場合は、
「幼少期」の過ごし方にスポットを当てなが
らこのブログを書いています。
と言っても「3兄弟の軌跡」ブログも長男
は、高校サッカー引退、次男高校1年、三男
も小学校6年まできてますから、いつまでブ
ログも書けるんでしょうか?