私には二人の子供がいました。長男は15才の受験の時にユーイング肉腫の癌が見つかりました「僕は死にたくないから抗癌剤やる」と先生に言いました。それから辛い抗癌剤治療、放射線と辛い治療を頑張って受けました。なくなる前に16才の誕生日を家で家族みんなでお祝いし、病院へまた戻るときに公園に桜が沢山咲いていました。「お母さん桜みたいから近くまでいって」と「桜きれいだね」これが最後の外出となりました。
4月容態が急変し意識がなくなり、名前を呼ぶと一粒の涙がこぼれそのまま眠るように亡くなりました。もう13年たちますが、桜の季節はとてもいまだに辛く涙が止まりません。娘も一人留守番に耐えて私達に甘えたりせず娘なりに頑張っていました。息子がなくなり娘が生き甲斐で生きてきました。娘は色々とありシングルマザーを選び男の子が生まれ、「お兄ちゃんにそっくり」と名前も兄の名前を一文字使い陽翔と」命名しました。皆を明るく照らしお兄ちゃんのように優しくて思いやりのある人になってほしいと
孫が七ヶ月の時に孫を挟んで、一緒に寝ましたが娘のようすがおかしくすぐに救急車を呼びました。主人に「大丈夫だよね」というと泣きながら「天国へいった」と言われて私は「嘘でしょ二人もいなくなった死んじゃった」と気が狂うほど泣いて孫を抱き締めていました。
年明けで2月の誕生日を待たず天国へお兄ちゃんのところへ逝ってしまいました。
今は孫がまだ一歳半又一からの育児に戸惑う日々です。皆「孫がいただけでもよかったね」といいますが、私達の気持ちはわかるはずがない、この辛さ悲しみもう消えてしまいたいと思いますが、孫がいるこの子にはもう親がいない、一緒に死にたいとも何度も思いました。友達は悲しみを察することはできても、私達の気持ちは理解できないてしょう。私はこの世に神様なんていないと初めて思いました。息子も娘も夢にもでてきません。
私を悲しませないためと言うかたもいますが、夢でもいいからあって話したい、抱き締めたい。なにも要らないから二人を返してほしい。私は人と会いたくない、話したくない同じ年頃の子供を見ると涙がとまらない。お子さんをなくしか方にしかわからないですよね。
誰か二人に会わせてください。