★は夜行バスで帰って来るので、朝に帰って来てそのまま仕事に行く予定だった。

8:00頃★が帰宅し、不在中に起こった事、
義母の事や旅行中の事、Aさんの事を少し話してから、
私は台所で朝食の用意をしていた。


すると、突然★が

「☆~~!!!!」
と怒鳴る様な大声で私を呼んだ。
何事かと思ったが、すぐに★が

「生ごみ捨てた?」

と尻すぼみの声で聞いて来た。


★は余程の事がない限り、大声だったり、怒鳴ったりと言う事はない。
あんな風に私の名前を読んだのも初めてじゃないだろうか?


一瞬、何が何だかわからなかったが、「あ、メール見たんだ」と納得した。


そう考えたら、おかしくておかしくて笑いを堪えるのが大変だった。

消え入りそうな「生ごみ捨てた?」の声ったら(笑)

普段、ごみなんて気にもしないのに(笑)



朝食を食べ、★はすぐに仕事へ向かった。

色々話そうかと思ったが、時間がなかった。

★に言い訳を考える時間を与えたくはないが、
遅刻出来ない仕事だったから仕方ない。
普段通りに接して、★を送り出した。