発達障害(自閉症スペクトラム、ADHD)の
小5の息子を育てています、まろママです。
2026中学受験(予定)生。
とりあえず、中学受験以前の基礎スキルを
身に付けることを今は頑張っています😅
「できないこと」多めの親子ですが、
ゆるーく頑張っています♬
こんにちは☀️
「子育ては推し活!」まろママです。
前回からご紹介している
息子@小2の「歌舞伎&伝統芸能ブーム」への伴走記録。
新春歌舞伎を一等席で観て、より一層、熱が高まった息子。
歌舞伎だけではなく、他の伝統芸能も見てみたい!!ということで、いろいろと体験してみました。
初心者も見やすい!能楽の世界
日本の美意識の源流ともなっている能楽。
息子は
義経千本桜の大物浦の段は能楽の「碇潜」が元になっているんだよ
「土蜘蛛」「紅葉狩」は元々は能なんだよ
と、歌舞伎の演目のルーツとして、能楽に興味を持ったようです。
小2とはいえ、オタク恐るべしです😂
子どもを連れて能楽鑑賞・・・大丈夫かな??(・・;)
と思ったのですが、能楽は意外にも初心者向けの鑑賞会が沢山あって、とても観やすかったです🙏
特に良かったのが、神楽坂の矢来能楽堂の能楽鑑賞教室です。
あらすじや見どころ、役者さんやお道具の工夫、装束やお面の意味など、いろいろと解説してくださった後に、実際に舞台を見て、最後にフォトセッションまで設けてくださる充実ぶり✨
↑土蜘蛛を上演後、フォトセッションも設けてくださいました✨
さらに、子どもには、この土蜘蛛の小道具である
蜘蛛の糸(未使用)をプレゼントしてくださいました
これはファンになる!!(笑)
お子さんに能楽を見せてあげたいな、と思う方にオススメの企画です。
能楽はこの他に、碇潜と鬼滅の刃にも行きました。
狂言は子ども向けの体験教室も充実
子どもが一番親しみやすい伝統芸能といえば
狂言ではないでしょうか。
子ども向けの鑑賞教室もいろいろとありますし、
文化振興事業で体験教室もあります。
わが家も体験させていただき、面白さ、素晴らしさを学びました😊
ご興味あればぜひ!
落語だけじゃない!寄席の魅力
狂言と並んで好きなお子さんが多いのでは?と思うのが落語。
息子が「見てみたい!」と言うので、江戸東京博物館でやっていた「寄席」に行ってみました。
落語ももちろん面白かったのですが
「初天神」を聞かせてもらって、しばらくわが家でハマっていました
寄席って落語だけじゃないんだ!!
と恥ずかしながら初めて知りました。
太神楽や紙切など、本当に素晴らしくて面白かったです。
文楽を楽しむための2つの壁
伝統芸能にどハマりしていた息子。
多くの芸能を楽しむことが出来たのですが
文楽はハードルが高かったようです😅
↑文楽はこういう人形を使って上演する人形浄瑠璃です。大阪で成立しました。
1つは言葉の壁です。
文楽は上方文化なので、ベースは
江戸時代の関西弁。
大人は字幕や音声ガイドを見て楽しめるのですが
生で楽しみたい息子には難しかったようです。
もう1はストーリー展開の壁。
あのですね・・・文楽は関東の者からすると
浪花節なんだなあ
と思うんですよ。。
例えば、自分の息子が不倫をして奥さんを捨てて愛人と駆け落ちした挙句に人を殺してしまったとするじゃないですか。。
文楽では
息子が・・・息子が可哀想!
可哀想だよおお!!
という展開になります。
義理と人情に挟まれるのですが
人情のプライオリティがめちゃくちゃ高い。
関東育ちの息子には「いや、自業自得では?」とついて行けなかったようです・・・
文楽は本当に高い芸術レベルで伝統を守っているんだな✨と感じました🙏
まさに通の世界。
そんなことを知れたのも、貴重な経験だったなあと思います。
息子は「セリフは難しかったけれど、笑えるシーンがあった面白かった。人形の動きも面白かった」と言っていました。
そんな訳で、次回、歌舞伎ブームのクライマックスをご報告します🙏