発達障害(自閉症スペクトラム、ADHD)

小4の息子を育てています、まろママです。


2026中学受験(予定)生。
とりあえず、中学受験以前の基礎スキルを
身に付けることを今は頑張っています😅


「できないこと」多めの親子ですが、
ゆるーく頑張っています♬


こんにちは☃️


「子育ては推し活!」まろママです。



中学受験生&中学受験をご検討中の皆さま

いかがお過ごしでしょうか??


わが家は新小5のカリキュラムにヒーヒー言っております😂


中学受験って・・・


本当にこんなこと、小学生で分かるの!?


っていうくらい難しい内容と


本当にこんな量、1週間で解き切れるの!?


っていうくらい膨大な問題数をこなさなくてはならないんだなあ


と、最近つくづく思います滝汗滝汗



そして思う訳ですよ。


中学受験って子どもの発達に良いものなのかしら??


と。



そんな訳で、中学受験を「発達心理学」の視点で見てみたいと思います🙏




 中学受験は「子どもらしさ」を奪うのか??


中学受験は子どもの発達にとって良いものなのか?という問題…結論から言うと、「良い機会にもなるし、悪い機会にもなり得る」と私は思います。


「小学生のうちから中学受験のために勉強ばかりするのは可哀想!もっと子どもらしく過ごすべき」という意見もありますが、果たして「子どもらしさ」とは何なのでしょうか??


小学校4年生から6年生の児童の多くは、このような発達段階にいるそうです。




​●10歳の特徴

【脳の発達・認知の発達】
・具体的、論理的に考える
・覚えること、問題を解決することが上手
・自分がこれまでに経験したことがない問題は解決するのに苦労する
・分類したりまとめたりすることが好き
・学ぶことを好む
・アクティブラーニング(能動的学修)を好む

【関係性と社会性の発達】
・協力的で感じの良さがある
・集団での交流のルールを理解し受け入れる
・友達を求め、友達から情緒的サポートを得ようとする
・仲間集団へ帰属することをとても気にする
・組織やチーム、クラブの一員になるのを好む


●11歳の特徴

【脳の発達・認知の発達】
・処理速度が上がる
・演繹的推論をするスキルが上がる
・見たり触れたりしていないことについて、論理的に推論し始める
・すでに知っていることを反復練習するよりも、新しいことを学びたがる
・他の人の視点に立ち始める
・ますます難しい学習課題に挑戦する

【関係性と社会性の発達】
・集団に所属しているかどうかが気になる
・主に、仲間集団によって自分のアイデンティティや価値を決める
・言葉と行動に攻撃性が見られることがある
・大人に対して挑戦的になる


●12歳の特徴

【脳の発達・認知の発達】
・脳への刺激と新たなものを強く求めるが、情報過多になりやすい
・抽象的思考を行う能力が発達し、可能性や物事の規則性、共通点に注意を向けることができる
・二極化した考えが減り、白でもない黒でもない「曖昧な」領域を理解する

【関係性と社会性の発達】
・仲間との付き合いに時間を割き、家族との時間は減る
・主な支援者として同年代の友達を求める
・仲間より優れるのではなく、同じでいるように努力する
・噂話に参加し始める
・偏見に関する集団の基準にこだわる


こちらの本が出典です↓↓



こうして見ると…


大人が思う以上に、10歳から12歳の子どもの脳や認知は発達しているのかもしれません滝汗


そして、中学受験の学習内容や塾文化は、子どもの発達に合っているとも思えます。


小4は「具体的な知識」を体型的に理解し、難しい問題に挑戦していき

小5では「論理的な思考力」を鍛え

小6で「抽象的な思考力」を磨いていく。


多くの塾のカリキュラムは「その時、その子が伸びること」を学ぶ機会に繋がっているのではないでしょうか。


また「塾」という「集団」、塾の友達という「仲間」も、子どもにとって必要な存在なのかもしれません。




 ​中学受験の弊害?そういう年頃??


ハイペースな塾の授業についていくために「能動的に学べない」状況になったり、

模試や入試での失敗から立ち直れなかったり、

プレッシャーにつぶれてしまったり、

塾や私立中学の噂ばなしばかりしていたり…


といった中学受験の弊害がある子も多くいることでしょう。


しかし、その年齢の「発達」を考えれば、ごく自然なことなのかもしれません。


その子が頑張っていることが中学受験ではなくピアノだったとしてもスランプや挫折はあるでしょうし、

サッカーだとしてもプレッシャーに潰れることはあるでしょう。

野球少年たちだって、チーム内や他校の噂ばなしは好きだったりしませんか?


「だから中学受験やピアノやサッカーや野球は危険だ」という訳ではなく「そういう年齢」なのであり、「どう失敗させないか」ではなく「失敗する姿も見守る」ことが重要なんだと思います。

(分かってはいても、親としてシンドイのですが…)


発達心理学では、10歳〜12歳の子どもと関わるコツとして以下のことがあると言われています。



●10歳〜12歳の子どもと関わるコツ

・毎週30分以上、子どもと1対1で遊ぶ時間を過ごす

・家族でゲームを楽しむ夜を決めたり、週末にお出かけをしたりするなど、定期的に家族の時間を持つ

・子どもの話を聞いたり、注意深く見守ったりする

・集団での活動や友達と過ごす時間を子どもが持てるようにする
(自分と違う文化の人とも交流する)



ちなみに、問題行動が中学受験に限らず他の領域でも発現するように、成長の機会も中学受験以外にもあります🙏


本人の「発達」に合った活動の場の1つとして、中学受験も取り入れて行っても良いのではないでしょうか。




    

「志望校合格のためにどう成長させるのか?」よりも

中学受験を本人にとってどのように
「良い成長の機会」にしていくか?

が重要かな〜と思っている、わが家。

これからも、ゆるっと頑張っていきたいと思います🙏



​親子の時間は大切に♡


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★LINEでの相談も受け付けています★


発達障害のお子さんや親御さんへの

ボランティア活動がLINEで出来ないかな〜

と考えています。


人に話してみるだけでも

気持ちや考えが整理される…かも💦


お気軽にメッセージください♬