こんにちわー😄


創作小説。新作です。

ご覧下さい🤚



街の中、部屋の中から、夜空を見上げた。


独りぼっちだ。

助けて、、、欲しいな。

誰か、、、助けて。
ねぇ、、お願い。

あいつ、今頃、どうしてるかなぁ。
都会の雑踏は、少々息苦しい。

あいつに会いたい。
ねぇ、神様、もう一度だけ、香里奈にあわせて。

もう一度だけ、声を聞きたいの。
香里奈のあの、「大丈夫だよ。」の声をもう一度だけ聞かせて、、じゃないと、私、生きられないし、、

夜空見上げて、そう、私は、思った。

香里奈、、会いたいよ

はー、、明日も会議か。
私、明日香は、グローバルな会社で、コーチングをしてる。
立場上は、今の現時点での会社展開をアメリカへ、展開、橋渡しする役目を任されている立ち位置で、そのプロジェクトの一員だ。

私のコーチング技法は、グループディスカッションで、テーマを絞って、それぞれの特性を活かして強めるコーチングだ。

大学卒業して、社会に出て、10年目だけど、都心に出て、7年目。
都心に出るまでは、ど田舎の大学で、コーチングを学んで、コーチの先生をしてた。

その大学に、コーチングで有名な先生がいて
、都会との繋がりもある先生だったし、私の師匠だ。

その大学で3年間、コーチング技法を学んで、臨床の場に研修に行ったり、大学で、先生としてコーチングを生徒に教えたりしてた。

私のコーチングなんて、、ねー。

て思ってたんだけど、評判がよく、生徒から、「明日香先生!このコーチング技法学んで、バイト先でも自分の強み活かせてます。ありがとうございます!」

とか、言われて、私の師匠の先生からも、目に止まったらしく、もしかしたら、、と思って、「明日香ちゃん、明日香ちゃんがもし良ければ、明日香ちゃんのコーチング良いから、都会に行ってみない?」て言われて、私、ビックリしたけど、「え、、行きます!」と言って都心で働くことになったのだ。

その私が、都会に出て、7年、色々、鍛えて貰ってここまで来たのだ。

さて、、明日は、予定は、、と。

手帳を見た。

会議と、コーチングシチュエーションのプログラムと会食か、、

時刻は、夜22時、、さて、寝ようかなー。
スマホをチェック。
一人、二人、LINE来てたけど、LINE閉じた。

都会は、敵だらけ。
香里奈だけが、味方。
香里奈は、同志。

香里奈は、今は、世界を舞台にしてるコーチングのプロ。そして、10代から舞台とか沢山出てる女優さん。

女優業は、今は、控えめにしてるみたいだけど、講演会とかもちょくちょく開いてる。
尊敬出来る親友だ。

香里奈ー、、ホント会いたい。

そう思って、私は、目覚ましをセットして寝た。

夜中、、目を覚まし、起きて、麦茶を飲みに行った。

冷たい麦茶だ。

麦茶を飲みながら、ふと、机の上に置いてある写真を見た。

香里奈とのツーショットで写ってる写真だ。

お互いにピースで笑ってる写真。
いつも私は、この写真に元気を貰ってる。

さ、麦茶飲んだから、寝よ寝よ。
そして、また寝た。

翌朝、5時に起きた。

カーテンを開け、朝日を浴び、ボーとして、コーヒーとスクランブルエッグを作り、トースターでパンを焼き、朝食にして食べた。

そして、シャワーを浴び、30分、私は、朝に

書をしてる。

これが、日課だ。

この習慣は、10年前からやってて、気づいたことをノートに描いてる。

本は、主にエッセイ本、心理学の本を読んでる。

最近は、みさきじゅりさんの著者のHSP関連の本を読み漁っている。

HSP、、、私も該当する一人だ。

敏感だし、繊細さんだし、気疲れしやすいけど、HSPのことを知ってから、自己のことに前よりももっと興味を持ってる。

さてさて、集中して、本を読んでたら、30分立った。

気づいたことをノートに書いて、会社に行く準備。

着替えて、スマホを手にLINEを開いて確認。

奈緒からLINEだ。

「明日香さん、おはよう。
今日、会議とコーチング、よろしく。
今日のコーチングシチュエーションなんだけど、私、今、彼氏いるじゃん。
その彼が仕事での取引先との関係で悩んでるんだ。。
もう、そこの取引先から手を引きたいみたいなの。
で、私、彼になんてアドバイスしていいかわからなくて、そこのシチュエーション、お願い出来るかな?
お願いします。」

と来てた。

スマホみて、そっかー。奈緒、今、彼氏さんと仲良くて好きなんだもんな。

ちょっと考えて

「奈緒、おはよう。
奈緒のお願い、よく分かったし、今日は、そのテーマでコーチングシチュエーションやろっか。
あと、会議なんだけど、奈緒のプレゼン楽しみにしてるから♪
それじゃ、また後でね!」

そうLINEして、家を出た。

外は、暑い。
目増し苦しく変わる日々。
通勤してる人に混じって道を歩く。

電車に乗って、会社の最寄りの駅につき、会社まで歩き、会社のエントランスで、奈緒とバッタリ会った。

「おー!奈緒、おはよう。
今日、会議のプレゼン頑張ってね。
それと、コーチングの件、やろうね♪
今日、私とセッションやって少しでも改善されると良いね。」 

「明日香さん、おはよう。
会議のプレゼンね、何度もシチュエーションしたよ。
だから、上手くいくと思う。
コーチング、本当にありがとう!
助かるよ。
上手くいくと良いなー。」

歩きながら、そう話しながら、職場についた。

朝8時30分、、「おはようございまーす!」

そう言って、席に座り、やることの確認。

奈緒の方を見ると、会議の資料とか見てたり、スマホを見てたりしてる。

ふー、、コンビニで買ったコーヒーを飲み、隣に席にいる先輩の知佳さんと、コーチング論を話してたりしてた。

ふと、話の終わりに、知佳さんから

「あ、、そうそう。
香里奈ちゃん、いるでしょ?
明日香の友達の」

知佳さんは、香里奈の知り合い。
前々から香里奈のファンで、あるイベントに行って、そこから知り合いになったそうだ。

「香里奈ちゃんから、この前ね、連絡来たんだけど、明日香に言うの忘れてたんだけど、ついこないだ日本に帰ってきたそうだよ。」

、、、えー!え、、、そうなの?
香里奈、私には、なんにも連絡なしだよ?
あはは、、早く言ってよ。

内心そう思いながら

「えー!そうなんですか!
それは、知らなかったです。
私、香里奈に連絡して見ます。
ありがとうございます。」

「でね、香里奈ちゃん、また舞台やるみたいなの。
それで、この前、電子チケット送られてきてね。
良かったら、一緒に行かない?
私、明日香も一緒に行くからって言ってるの。
それで、香里奈から食事の約束も、折角だからとしてあるの。」

「良かったら、仕事の合間でもして見てね。
だから、今日の会議、頑張ろうね!
大丈夫だからね。」

「なんか、会議、やる気になりました。
私、会議のことで、なんかいつも苦手意識持ってて。。」

「うん。ちゃんと分かってるからね。
私、会議の時も、近くにいるでしょ。
だから、安心して。絶対に大丈夫だから。
なんなら、今日、仕事終わったら、ご飯でも行く?
奈緒も今日、明日香のコーチング受けるんでしょ。
奈緒も誘って行こ。」

「、、、知佳さん、優しい。
ありがとうございます。
仕事終わったら、奈緒も誘ってご飯行きましょう!」

「よし!それじゃ、頑張ろうね。」

それから、朝礼をし、会議室に移動した。

9時30分、、奈緒と知佳さん、私、、あと、戸尾絵さんという男性と絵里さんという女性で、テーブルを囲んで椅子に座って会議をした。

会議のテーマは、「コーチング」

まず、それぞれのコーチング議論を説明し、それをみんなで聞いてフィードバックして課題を出して次に活かす設定だ。

私、知佳さん、とコーチング議論を説明し、最後は、奈緒だ。

奈緒は、いつも緊張しちゃう性格で、けど、コーチングに関しには、中々のものを持ってる。

奈緒は、語学が得意で留学していた経験がある。
その為、海外、特にアメリカ在住の人を顧客にカウンセリングしてたりする。

その奈緒がプレゼン、、どんなプレゼンになるんだ。

そう思いながら待ってると

奈緒がしゃっべった。

コーチングというより講座

まず、日本語じゃなく英語。

戸尾絵さんと絵里さんが会議に出席してるのは、、この二人、アメリカで活躍もしている人達。


英語も聞き取れる。
だから、奈緒がどこまで英語でコーチング技法出来るか見てる。

そうして、一通りの講座をして、
一対一で、英語での一人ひとり、コーチングをやった。

最後には、戸尾絵さんと絵里さん。

私と知佳さんは、遠目に観察。

、、、迫力が凄い。
なんか、違う。

戸尾絵さんと絵里さんとのやり取りが終わり、最後に、良いんじゃない?て言われて終わった。

会議が終わり、戸尾絵さんと絵里さんに挨拶をして、ちょっと休憩。

私と奈緒と知佳さんとコーヒーを飲み、

知佳さんが、「会議終わったねー。この後、明日香のコーチング、奈緒受けてるんでしょ?
その後、良かったら、ご飯でもどう?」

奈緒が、「え、、行きます!じゃあ、明日香さんとのコーチング終わったら、下のエントランスで待ち合わせで良いですか?」

「うん。その場所で待ち合わせね。
明日香も行くから。よろしくね。」

「それと、明日香、早く連絡しなよ?」

「あ、、そうだった!
連絡しなきゃ。
ちょっと、奈緒ごめんね。
ちょっと抜けるから。
それと、知佳さん、今日は、ありがとうございました。」

そして、私は、別の場所に移動して、久々に香里奈に連絡。

「知佳さん、明日香さん、なにかあったんですか?
凄い楽しい顔になってましたけど。」

「まあ、色々とね。
奈緒、今日の会議良かったよー。
ありがとね。」

「いえいえ。
また、よろしくお願いします。」


私は、LINEを開いた。
知佳さんから朝言われたこと、、本当だったら、、香里奈に会いたい!
手が震えた。そしてLINEを打つ。


「香里奈、久しぶり。
今日さ、会社の人に、香里奈のファンの人がいて、知佳さん、、香里奈、知ってるでしょ?
その人が会社にいて、香里奈、日本に帰って来てるみたいだね。
しかも、また舞台やるみたいだし。」

「知佳さんとご飯食べに行くみたいだね。
私も一緒に行かせて貰って良い?
舞台見に行きたいし。
よろしくね。」

LINE送り、奈緒達の所に戻った。


「お待たせー。
用事済んだよー。
奈緒、トイレとか大丈夫?」


「明日香さん、、嬉しそう。
そんなに嬉しそうにして誰に連絡してたの?気になる。」

「トイレは、大丈夫だよ。」


「あー、、私さ、久しぶりに日本に帰って来てる親友にLINE送って来たんだ。
その人も、コーチングやってて、女優もやってるんだ。
そいつが、久々、舞台やるんだって。
知佳さんが、その人のファンで連絡先も知ってて、今日の朝、知佳さんから日本に帰って来てること聞いてさ、嬉しくてさ。」


「そうだったんだ!
明日香さん、本当に嬉しそうにしてたから。
そりゃ、嬉しくて早く連絡したくなるよね。
しかも、知佳さんともその人、繋がりあるなんて。。ビックリ!」


「奈緒も一緒に舞台観に行く?
知佳さんは、行くみたい。
私も行く。
そして、ご飯も行くよ。
奈緒も行きたい?」


「え、、、、。
一緒に行きたい。
折角だから行きたいな。
ご飯も行かせて貰っていい?」


「じゃあ、奈緒も行こう。
楽しみだね。
奈緒に香里奈のこと話したことあったっけー?」

「明日香さん、ありがとう!
本当に楽しみだよ。
いや、明日香さんにそのような友達がいるって言うことも初めて聞いたし、ビックリしたよ。」

「そっか。。
香里奈とは、幼い頃からの付き合いで、いっつもなにかあったら寄り添ってくれてた。
そしてね、彼女、目立つし、演技もね、小学校ぐらいからレッスンやっててね、中学では、演技の部活に入って、周りをいつも魅了してたよ。」

「今は、主にコーチングとか色々やってるけど、久しぶりに舞台に立つって聞いてさ、なんか女優をやってる香里奈を見れるってそして会える。
凄い嬉しくてさ、だからさっきLINEしてた。」

「そっか。
明日香さんの友達の香里奈さんとは、そんな付き合いがあったんだね。
話聞いてて、明日香さん、よく頑張ってたんだね。
私からも明日香さんに励ましの言葉送りたいけど、いいかな?」

「そうそう。
私、、頑張ってるのよ。
え、、奈緒からも励ましやってくれるの?
ありがとう。
じゃあ、お願い?」

「ふふ、、明日香さん、よく頑張ってるね。たまには、愚痴とか悩み、私達にも言ってもいいんだよ?
明日香さん、一人で戦い過ぎだよ。
少しは、私にも明日香さん、見せてね♪」

そして、肩をポンポンとして明日香さんを抱きしめた。

そしたら、明日香さん、クスクスと鼻をすすった。

「奈緒、、、本当にありがとう。
、、、これからは、一人で頑張らないでやるね。ありがとう。」

明日香さん、泣いてた。

「明日香さん、大丈夫だよ。
大丈夫だからね。安心してね。」


ちょっと休んで

奈緒とコーチングセッションへ

別の場所へ移動して

奈緒の悩みを視点を変えて問いてみたら

私がいても平気なのかな?
なんにも言わなくて良いのかな?

と不安な感情が出てきた。

なにかをアドバイスしたい奈緒
優しい性格をしてるから助けたい思いで沢山。

けど、彼氏さんは、自分で判断出来る人

奈緒は、そのままで彼氏さんにアドバイスとかしなくて自分に集中しても良いんだ

と答えが出てきた

30分間、セッションをして

「スッキリしたよ。ありがとう。明日香さん」

と言ってくれ、

「知佳さんが待ってる所行こっか。
ご飯食べに行こ。」

そうして、知佳さんが待つエントランスにテクテク歩いて行った。

歩きながら、私は、香里奈からLINEが来てないかチェック、、まだ来てないみたいだ。


「知佳さーん、おまたせ。
知佳さん、奈緒も私から香里奈のこと、話したら、是非、ご飯と舞台観に行きたい見たいです!
奈緒も一緒に良いですか?」

「あら、奈緒ちゃんも行きたいのね。
一緒に行きましょ。
中々会えないし、折角だから、明日香との関係でも楽しく聞きましょ。」

「知佳さん、ありがとうございます。
楽しみにしてます。
はい。私も折角の機会だし、色々話したいです。」

「あはは、知佳さんは、私から香里奈との関係とか色々話してるじゃないですかー。
恥ずかしいですよー。
けど、じかに、知佳さんと私と香里奈で対面するのって初めてですよね。
それに、奈緒もいることだし、色々話しましょうね。」

「そうよね。
確かに、香里奈ちゃん入れて、明日香、私入れて話すの初めてかも。
香里奈ちゃんと明日香の話は、聞いてても、対面で会って話すのって無かったかも。
ねぇ、明日香と香里奈って何歳ぐらいから関係あるんだっけ?」

「もう、3歳ぐらいからですよ。
家が隣り合わせでよく喧嘩とかも色々しましたよ。
あー、香里奈と会うのって何年振りだろ?
、、、7年振り、、かな?
早く逢いたいな!」

「3歳ぐらいか、幼なじみだね。
7年会ってないのか、じゃあ楽しみだし、何らかの記念日になるね。
明日香と香里奈ちゃんて、親友なんでしょ?」

「もう、大切な友達ですよ。
記念日になりますね。
早く逢いたいな。」

「私も早く会ってみたいです!」

LINEの着信が知佳さんから鳴った。
その数分後に懐かしい着信音が私のスマホから鳴った。


香里奈からだ。


知佳さんがLINE開いた。
見た。

「あ!明日香、香里奈ちゃんからLINE来た。
今、舞台の稽古終わって、珍しく早く終わったみたい。
そして、会いますか?ご飯でも行きますか?だって、どうする?合流しちゃう?」


懐かしいLINEの着信音が私のスマホから響いた。

「わ!、、、香里奈からだ!」

私は、慌ててLINE開いて見た。

そしたら

「ヤッホー、、、明日香、久々だね。
元気かな?
私、いなくても苦しくないか?
連絡出来なくて悪い。
知佳さん、、ビックリしたよ。
明日香の職場にいたんだね。
そうそう。明日香も来なよ?
私達、、、同士だろ。
私から、舞台と食事のLINEしようと思ったけど、クソー、知佳さんから聞いたのか。
ま、いーや。
私ね、舞台の稽古珍しく早く終わったの。
知佳さんにもLINEしたけど、合流しない?
あと、紹介したい人が入れば連れてきてね。
待ってるから。」

クス、私は、目から何かが零れそうになった。

私は、香里奈に、

「香里奈、ありがとう。
私、相変わらずだけど、少しは、強くなったよ。
だけどね、香里奈と連絡取りたかったよ。
今から、合流いいよ。
あとさ、一人、知佳さんの他に連れて行くから、よろしくね。」

「香里奈、今、どこにいる?
私達は、丸の内にいるの。
連絡待ってるね。」

LINE打った。

顔をあげ、知佳さんに

「私、今、香里奈に、合流しよう。て言いました!」

「OK!
じゃあ、香里奈ちゃんから連絡来るまでどうしよっか?
確か、香里奈ちゃん、舞台の稽古場、私達がいる近くだったような、、
この辺に、美味しいパスタとか提供してくれるカフェがあるんだけど、そこ行く?」

「明日香ちゃん、ちょっと香里奈ちゃんに連絡してくれる?」

「香里奈、そうなんですね。
じゃあ、そのカフェで待ち合わせでいいか香里奈に連絡して見ますね。」


LINE開いて

「香里奈、もし良かったらさ、知佳さんが知ってるカフェで食事でもしないかな?
て知佳さんも言ってるし、どうかな?
よろしくね。」

その3分後、、香里奈から連絡来て、

「明日香、ありがとう。
そっかそっか。
元気そうで良かったよ。
明日香達、今、丸の内にいるんだね。
私も丸の内にいるんだよ。」

「知佳さんが知ってるカフェー?
もしかしたら、Frankて言う名前の美味しいパスタを食べれる所かな?
良いよ。そこで待ち合わせね。
じゃあ、20分後に合流でいい?」

LINEみて、知佳さんに

「香里奈から、知佳さんが知ってるカフェー?
Frankて名前のカフェかなって来たんですけど、名前あってますか?」

「そうそう!
Frankて名前!
そこね。」

「香里奈も丸の内にいるんだね。
今、知佳さんに、カフェの名前聞いたんだけど、Frankであってるよ。」

「じゃあ、20分後に合流ね。
あー!早く会いたい!
楽しみにしてるから。」

LINE打って、すぐ香里奈から

「あー、やっぱそうだったんだ!
ありがとう。
じゃあ、そこに20分後ね。
待ってるから。」

LINE打って、知佳さんに

「20分後にFrankで待ち合わせになりました。」

と言い、

奈緒に

「奈緒、一緒に来ても良いって。
良かったね。」

そしたら、奈緒が

「明日香さん、ありがとう。
20分後に、知佳さんが言ってたFrankて場所に待ち合わせか、、楽しみ♪」

「知佳さん、そのカフェで、どういうパスタ食べれるんですか?」

「んー、イカスミのパスタとかアボカドとエビのパスタとかピザも食べれるよ。
ここから歩いてすぐだけど、行こっか。」

そして、ビルを出て歩いた。

歩いて、10分ぐらい、、路地裏を歩いて閑静な場所にポツンと明かりを灯したお洒落なレンガ作りの建物があった。

内観は、上にプロペラを回して、ガラス張りで、Barのような作りのセッティングだ。

テクテク

「ここー、明日香、奈緒、ここがFrankて名前のカフェ。
さ、中に入ろっか。
さて、時間は、あと、、10分ぐらいあるね。」

「香里奈ちゃん来る前に、お手洗いとか済ましとこっか。」

「知佳さん、ここなんですね。
凄いお洒落で、近場にこんなところがあるなんて、なんか隠れ家のようなカフェですね。」

そう言って中に入り、

「好きな所にお座り下さい。」

店員さんかマスターか分からないけど、中にいた人がそう言ってくれた。

人っ気も少ないし、良い所。

知佳さんが、

「奥の方に座ろっか。」

そう言って歩いた。


みんな、座り、バックとか外して

まず、私と奈緒が、お手洗いを済まし、そのあと、知佳がお手洗いに行くことになった。

5分後、私と奈緒がお手洗い済まし、知佳さんがお手洗いに、

椅子に座り、スマホ取り出して、香里奈に

「香里奈、私達、今、Frankに着いて、お手洗い済まし、奥の方に座ってるよー」

LINE送った。

奈緒が辺りを見渡し

「明日香さん、、ここヤバいですね。
お洒落だ。」

私も辺りを見渡し

「そうだね。なんか良さげ。
メニュー見て見よっか。」

メニュー表取り出して、見て、

パスタの種類が10種類、ピザの種類が10種類、あと、サラダとか肉料理もある。
ドリンクは、ワイン類とソフトドリンク。
値段が、少々お高値、2000円前後だ。
ドリンク類は、600円〜1200円代。

どれにしようか迷ってたら、

知佳さんが戻ってきた。

「おまたせ~、ここ、どう?」

「あ、、凄い良いですね!
料理もドリンクも豊富で良いです!」

「良かった。安心した。」

そう話してたら

誰かが入り口から来る気配がした。

カンカン

そして、来た。
見覚えがある顔だ。
しかも、雰囲気が、ヤバい。

その人、笑って

「明日香ー、ちょっとなにその顔?
変わってないなー、、、
知佳さんも元気で良かった。」

奈緒の方をみて、頭をペコリ下げた。

と、空いてる椅子にドカと座り

メニューを見た。

「香里奈、、またまた雰囲気出たね。
そして、もっと美人さんになったね。
一瞬誰だと思っちゃった。」

香里奈が

「知佳さん、ここ良さげですね。
パスタなにしようかなー?」

「香里奈ちゃん、久しぶりね。
会いたかったよ。
稽古お疲れ様。」

「香里奈、そーだ。そーだ。
連れてきた子、紹介するね。
名前が、奈緒て名前で、一緒の会社で働いてるの。
香里奈の話聞きたいんだって。
よろしくね」

奈緒が、

「あ、、、初めまして。
明日香さんと知佳さんと一緒の会社で働いてて、コーチングやってて、アメリカにもいました。
よろしくお願いします。」

香里奈が

「そっかー。
奈緒ちゃん、初めまして。
香里奈と申します。
明日香とは、幼い頃から一緒だった。
よろしく。」

「明日香ー、奈緒ちゃんという、こんなにカワイイ子連れて来ちゃって。
ありがとね!」

「カワイイ、、私がですか?
あはは、香里奈さん、ありがとうございます。
嬉しいな。」

「香里奈、奈緒ね、結構、仕事出来るんだけど、おとなしいんだよね。
けど、そのおとなしさが、カワイイんだよね。」

「メニュー決まった?
店員さんに注文するよ?」

みんな、注文大丈夫と言って、店員さんが、来て、それぞれ頼んだ。

私と香里奈と奈緒が

イカスミのパスタに、トマトチキンのピザとワインを

知佳さんは、

炭火焼きの旬の野菜とチキンとトマトのパスタとワイン

を頼んだ。

「香里奈、舞台なんだけど、なんで?表現の世界に戻ろうとしたの?
コーチングでも成功してるのに。」

「んー、なんでかな、、私、ある人の舞台を観に行ったのね、そしたら、なんか舞台にまた立ちたいなーて思ってさ、だから、やり始めた。」

「そうなんだね。
香里奈て確か、海外でも演技の賞取ってたよね?」

「うん。いくつか取ってるけど、どうかした?」

「その中に、奈緒が好きな作品があって、日本人の人がいるって言ってたの。
それが、私の友達って言ったらビックリしてて、なんか、奈緒、香里奈に言いたいことあるんだってさ。
ね?奈緒?」

「香里奈さん、お願いなんですけど、
ツーショットで写真取ってくれませんか?
そのお願いです。」

「奈緒ちゃん、写真良いよ。
撮ろっか。
その後に、明日香、記念の写真ね。」

「香里奈さん、ありがとうございます。
じゃあ、撮りましょう。」

二人並んで撮って、その後に私と。
その後に、知佳さんと、その後に、4人で写真撮った。

そうこうする内に

料理が来て、食べ始めた。

マジで美味しい。
そして、パスタ、具の量が、多い。

「知佳さん、こんなところ、紹介してくれてありがとうございます。」

「料理の味、どう?」

「めちゃめちゃ美味しいです!」

時間が1時間以上たった。

知佳さんが

「香里奈ちゃん、明日、予定とかある?
無かったらさ、良かったら、コーチング、みんなで勉強会やらない?
そして、香里奈ちゃんの演技も生で見たいし、香里奈ちゃんから演技指導もして貰いたいな?」

「私も賛成!
香里奈、せっかくだし、明日、暇だったら、しない?」

「私もお願いしたいです。」

「明日は、、特になんにも予定ないから、良いよ。」

「私、近くのホテルに泊まるんだけど、明日香とは、なんか沢山話したいこともあるし、明日香、ホテルに一緒に泊まらない?」

「香里奈ちゃん、ありがとう!
楽しみ♪
明日香ちゃん、せっかくだし、香里奈ちゃんと一緒に過ごしてあげて。」

「香里奈、、本当にありがとう!」

「奈緒、今日は、ありがとうね。」

「こちらこそ、明日香さん、今日は、ありがとう。
楽しかったよ。」

そう言ってカフェを出て、丸の内の駅ビル街で、別れた。

別れたあと、私と香里奈は、これから、どうしよっかー?

と話した。

第一部。完
第二部へ。続く。

またね(⁠^⁠^⁠)