(『2月24日のチケット販売停止と変更のおしらせ。(前編)つづき・・・)



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今回2月2日に"新ユニット"を発表したことにより、当然様々な反響をいただきました。

 

 

良いコメントも悪いコメントもどっちとも取れないコメントも、Twitterでエゴサーチをできる範囲ではほとんどすべて読ませて頂いたと思います。

 

 

どんなコメントであったとしても新ユニットに対して関心や興味を持って反応して下さったこと、それだけで今はとても嬉しいです。

 

 

ありがとうございます。

 

 

ただそんな中でひとつだけ引っかかったコメントが

『生うどんを本気で応援していただけに東理紗の新ユニットは素直に喜べない』

という内容のものでした。

 

 

初めてこのツイートを読んだ時にわたしは勝手に"今の自分"そして"今の自分の活動"を否定されてるように受け取ってしまい、

 

 

既に知ってくれている方もいると思いますが、

少し毒っ気の強い返しを相手の方にはしてしまいました。(個人の見解ではありますが、実際本人にそこまで悪気はなかったみたいです。)

 

 

この"毒っ気"とは、言葉選び(遣い)などの表記の問題等についてではなく、その文章に含まれていたわたしの個人の感情に毒っ気があった、という意味です。

 

 

しかし今となってこのコメント自体は

"新ユニットを喜べないほどに、昔のユニットは素晴らしかった"

と褒めてくれているようなとても喜ばしいコメントとして受け取り方もできるモノであり

 

 

なによりも

"今のわたしが新ユニットに対してどう思っているのか?"

というところへの説明不足から招いた現象でもあったな、と少なからず感じたのでこれを機にお話しさせて頂きます。

 

 

3年前に生ハムと焼うどんとして断食(活動停止)発表の記事を書いてから、わたしはこのことについてあまり深く触れるようなコメントは控えさせて頂いておりました。


 

なぜなら"真実"なんていうものは、球体みたいな形をしていて、見る方向が1ミリ違うだけで、人数分だけ違う捉え方が生まれてしまい

 

 

誰かを悪者にしなくては気が済まない世の中で、わたしが発したひと言により、また誰かが悪者になってしまう可能性があるような世界は、それが誰になったとしても、私の望むことではなかったからです。

 

 

この件に関しては、たくさんの人の事情と感情と欲望とがビックリするくらい絶妙に絡み合ってしまっていて、みんなが想像している以上に悲しいくらい複雑な問題で、

 

 

小さい頃見ていたヒーローアニメみたいに、誰が悪役で、誰がヒーローなのか、ハッキリしていたらとても楽なお話なのだけど、

 

 

正反対のどちらかひとつだけを持った人なんていうのは、この世に誰ひとりとして存在していないからこそ非常に難しく、

 

 

今だに解決という名のゴールを個々人に委ねたような形になってしまっております。

 

 

もし、白が善、黒色が悪、とするならば、あの頃の私たちと、私たちに関わっていたすべての人達は、そのどちらもが入り混ざった、紛れもないグレー色だったように思います。

 


 だからこそ、この問題は

"全員に非があって、全員に非がない"



これを本当の意味で理解し、心に落とし込むのには、当事者の私でさえものすごく時間がかかりした。



もしかしたら、当事者だったからこそ時間がかかったのかもしれません。

 

 

そして、これはわたしの中で導き出したわたしなりの答えであり、誰かに強制したり、何がを否定したいものでは一切ないということを念頭に置いて頂ける嬉しいです。

 

 

"新ユニットへの気持ち"を書くにあたってどうしても避けることのできなかった"旧ユニットへの気持ち"について久しぶりに口を開こうと決心した時、



そうだ、自分の断食の発表の時のブログ記事をまずは読み返してみよう!と思い立ち、軽い気持ちでそのページを開いたところ



当時のわたしは断食という名の"活動停止"についてこんな風に書いていたことに、ものすごく驚いてしまいました。

 

 

------「生ハムと焼うどん、断食します。」より一部のみコピー------

 

 

この「断食」が

二度と活動をしない「解散」を意味するのか、

再活動する可能性を残した「休止」を意味するのかは、まだにっちやんと相談中でなんともいえません。ごめんね。

 

 

お互いに抱えてることが、果たして時間によって解決されることなのか

何が変わらないもので

何が変わってしまったもので

何がこれから変えられるものか。

そんなの誰にもわからないからね。

 

 

生ハムと焼うどんというものに、

なによりにっちやんという人に、

愛があったからこそ生まれる憎しみというか

憎しみが勝ってしまう瞬間も、愛や希望が勝ってしまう瞬間も

どっちも同じだけ経験をしてるからこそ

そして昔は信頼し合っていた時期があったからこそ

その時の2人に戻れるのかなという期待と

でも昔と今では明らかに変わったものがあるという現実と

そういう葛藤があった上で、この決断をしました。

 

 

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と、これまた"現状への絶望"と、それでも"未来への希望"とを上手に表した文章を、わずか19歳だったわたしは一生懸命に書くことができていたのです。

 

 

あの頃からわたしは最後には自分に嘘のない選択をする子やったんたな・・・。



と心底安心したと同時に、わたしは今まで



"自分はもしかしたら期待させるような言葉を選んでしまい、自分やみんなに嘘をつき続けてしまっていたのではないか?"

 

 

という疑念や罪悪感と常に葛藤しながらも、それでもなんとか胸を張ろうと必死にここまで頑張っていたのだな

 

 

と、気がついたら静かなカフェ内で大号泣してしまっていました。

 

 

もうそんなことをしなくても、とっくに昔のわたしも今のわたしも胸を張ってよかったのだ、と、昔のわたしに言われたような気がしてならなかったからです。。

 

 

どうやらわたしは、あの頃の私たちを賞賛する声も、あの頃の私たちを非難する声も、どちらもうまく受け取ることができずに、時には歪んだ受け取り方をしてここまできてしまっていたようで

 

 

この文章を書いた時のような素直な気持ちを忘れてかけてしまっていたんだと、



歪んだ受け取り方がそれらをぼやかしかすめてしまっていたんだと、

 

 

今だからこそ認めることができました。

 


いやぁ、自分を信じ抜くというのは、本当に本当に難しいものです。

 

 

そして正直、今でも上記に貼ったコピー文のような気持ちは、わたしの中にはしっかりと残っていることは事実です。

 

 

けれども"今のわたし"はこれに追加して、新たな気持ちが生まれているということを、みなさまにはまだお話したことがありませんでした。



それは、、

 

 

昔の気持ちや思い出を決して忘れるわけではなく、良かったことも良くなかったことも含めてそれらすべて大切に抱きしめられたとき

 

これから起きる新しい気持ちや思い出を、ようやく真っ直ぐに受け入れてあげられるような

 

最後には今までのすべての出来事がわたしにとって必要な出来事だったんだ、と心の底から納得して微笑むことのできるような

 

そんな人生を歩みたい。


 

という気持ちが今のわたしにはあるということです。

 

 

ちょっとだけまわりくどい言い方になっちゃったけれど、あの記事を書いた日からわたしの気持ちは

目まぐるしく変化している部分と、ちっとも変化してない部分があって、

 

 

それを過去を振り返って今を見ずに惜しむようなやり方ではなく、

過去を通して今を真っ直ぐ見つめるようなやり方で、



自分なりに、自分のペースで、歩いて行こうと思っている。

というが今回この記事を通じてみなさまにお伝えしたいことでした。

 

 

なによりも、その大きな大きな第一歩が、新ユニット「ちょ!🍅's」だということを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 


新ユニットの結成と発表のおかけで、ここにきてようやく、わたしはすべての過去を背負って新しい今と向き合う覚悟が、前よりもずっとずっと強く持てるようになった気がします。



きっとこれは、何度裏切られても信頼できる仲間と手を繋ぎ、憎しみの心を持っていても愛する表現を作り続けるわたしの第二幕!!!!!笑



これからもウンと煌めくわたしをステージの上で魅せ続けるので、さらに広がっていくわたしの海に、良かったらたくさん遊びに来てください。

 

 

とはいえ!



まだまだ未熟で、間違えてしまうことはこれからもいっぱいあるかもしれないけれど、そんなわたしを好きになってくれるみんなのことを、わたしはそれ以上に愛しているので

 

 

どんな名前になったとしても、どんな髪型になったとしても、どんなユニットになったとしても、どんな姿形になっても、変わらぬ気持ちをもったまま変わり続ける東理紗という人間を、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

 


相変わらずの長い長い文章をここまで読んでくれてありがとうございました。

 

 




次みなさまにお会いするのは、2月24日の新月の日に、月見ル君想フにて。

 

 

「ちょ!🍅's」(ちょっとまとーず)として新しくなった東理紗の織りなす"Gash=Gash"が、

あなたのお月さまをとびきりに輝かせるために



お会いできることを心より楽しみにしでお待ちしております。

 

 

 



 

 

 

東理紗