幼少の頃
あの店のドアの向こうはいったいどうなっているんだろう?
…なんて考えていた
その店は昼間はやっていない
母に連れられてその店の前を通るのが何故か怖くて
それと同時に夜になるとやっているだろうその店のドアの向こうには…
とドキドキする好奇心もうまれた
夜眠れない起きてる束の間の時は
今、あの店はこんなかな?あんなかな?と想像した
そんな事をふと最近思い出した
きっとあの店は夜になると始まりを告げるチープな看板が点灯し
昼間、硬く閉ざされたドアを開けると
先ず目に入るのは上には行かれない階段…
モダンジャズが流れ
足を一歩踏み入れると靴越しにも感じられるフカフカなじゅうたん
壁はゼブラ柄
ピンクの証明で白と黒のゼブラ柄は
ピンクと黒
に鏡張りの壁には現実の自分が写る…
「いらっしゃ~い」と奥から聴こえるのは中年の赤髪で痩せ気味のオカマのママが赤い丸椅子に脚を組んで煙草を吸っている
そこに来る客は昼間という現実から逃げて来た心病んだ大人達だ
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