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こんな感情を持った自分を、とても厄介に思う自分もいた。
今まで築き上げてきた生活・・・崩れるのが目に見える。
もの凄く良いこともないけれど、絶望的になるような悪いこともない。
淡々と過ごしていれば、どうにかなる日々。
周りが慰めあったり、喜びあったりしていても、
自分には関係ない出来事なのは事実。
もちろん喜ばしいことは自分も嬉しい気持ちになるし、悲しいことは自分も悲しくなる。
そんな出来事に遭遇した人と同じ経験していたら寄り添ってあげたいと思うのも事実。
けれど、今は心には何も入れたくない。
静かに。
ただ、そう思うだけ。
以前は、自分もそうなるんだろうとか、そうなれたらいいなとか思っていた。
けれど自分にはなかった。
ただ、それだけ。
だから、落としどころを探した。
絶望的にならないように。
谷底へ落ちるボールを、なにもせずにただずっと見ているのは嫌だったから、
ある程度自分で操作できるから、取り戻せるところに置いておけるようにした。
自分がどういう状況でどんな感情になっていても
そこから、助けてくれる魔法使いはいない。
遠くからそう言っている。
今日は寒くて、凍えそう。
外を見ると、雪が降っていた。