偶像よさらばかつて人は、存在を極めたものを敬った。人に限らず、動物や木や自然を。そして神が宿ると言うようになった。人の集団が大きくなり、集団同士の軋轢が高まると、人間は、憧れる要素を全てかき集めて唯一の神を作った。そしてそれが、あたかも後ろ盾のように語る輩が発生し、民を惑わした。言うなれば、存在しない偶像の崇拝。なりえない生物の理想。もうその時代は終わりにしよう。今なら無神論的実存主義は受け入れられる。