5/5(土)
Seapus の疲れを引きずりながら、起床。父の誕生日だ。おめでとう、お父さん。
日焼けで顔が酷い事になっている。この日の予定は撮影一件のみ。僕で撮影?
ああそうだ、鶴舞「CLOVER 」にてファッション・モデルをやったのである。
これは2YOU MAGAZINEのwebサイト にて連続更新されるもので、毎月CLOVERでコーディネートされたバンドマン達が掲載される(はずだ。僕で第二弾なので)という共同企画の連続シリーズ。前回は星野ゆりさん(里帰り)だった ので、星野→舟橋のギャップは大丈夫なのかという危惧を抱きつつも社長の「舟橋は私服が想像しやすいから面白いって!」という太鼓判にとりあえず普段着で社長の迎えを待つ。
顔面が同じくSeapus焼けで凄い事になっている社長と一緒にCLOVERに向かう。やはり昨日までのSeapusの話が多い。社長も楽しまれたんだな、と横を見ると日焼けが凄過ぎる顔。これは楽しんだ、なんてレベルじゃあないな。
で、CLOVER到着。以下舟橋、完全に委縮タイム。
元々、服屋は苦手である。出来れば入りたくないし、店員さんに声をかけられるのも苦手だ。自分が欲しい服は自分で決めるし、別に服装で冒険しようとも思わない。
普通、兎に角普通でいい。普通って難しいけれども、最低でも汚くなければ良い。小奇麗で、人と会ったり話すのに似つかわしい格好であればそれでいい。男は中身が輝いてなくちゃ。
そんな風に思っていた。よくモデルやったな、俺。
で、CLOVERにてご挨拶(やっぱり社長は顔の事つっこまれてた)、撮影開始。僕のブログとかどういうバンドをやってるかとか事前に色々と社長から伺っていたらしいチームCLOVER、「これはこうだね」とか「あそこにもっとポイントを」とテキパキと撮影準備を進めていく。
「これに着替えてきて頂けますか」と渡された服を見ると、もう一瞬で普段着ないタイプの服だとわかる。
どうするどうなる。
…。
数分後、着替えた僕は試着室のカーテンを引き開けた。
「…どうですか」
「 いいじゃん。新鮮だね!」
半角スペース一個分くらいの間をあけて、社長が褒めてくれる。本当にですか、本当に似合ってるんですか。完全に服に負けてる気がするんですが。
如何せん、普段着る服とは大違いだったのでこれが似合っているのかどうかさえわからない。
「大丈夫大丈夫!バッチリです。撮影に入りましょう!」
CLOVERの皆さんがそう仰って下さるならバッチリです!やりましょうやりましょう!
やるぞ!
後日、社長が出来上がった写真を見せて下さった。
驚いた。そこにはモデル然とした僕がいたのだ。もう「モデル然とした僕」ってだけで失笑ものでしょう、けれども本当に良い写真。そして「ああ、こういう服、着るのもアリなんだな」と素直に受け入れる事が出来た。
良い服を選んで着る喜びを、知ったかもしれない。
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!是非「舟橋の休日スタイル」ご覧あれ!
その後は社長と大須はRECORDSHOP ZOO
のセールに行く。
キング・クリムゾンのブエノス・アイレスでの演奏を収録したブート盤が500円くらいで売っていて、興奮して購入。フリップ翁の意思とか無関係のルーズなクリムゾン・ファンでごめんなさい。
他にもCDを購入、しめて1000円。「やっすゥ!」と言いたくなる店なのだ、本当に。
社長からももクロの洗礼を受けつつ、帰宅。夕方から夜中まで寝倒す。
5/6(日)
世間的には今日でゴールデンウィークも終わり。
この日はお昼から近所で行われたカーニバルにi GOで参加。ちょっとこれ、書いていいのかわからないので書けません。面白過ぎる。うん。面白いけど書いていいのかわからない。
村上君(明日、照らす )がギリギリな表現を巧く使って何となく書いてくれているのでここ を参照。推察して頂くか、ライブハウスで直接メンバーに問い合わせて下さい。
で、昌吾さんをカーニバルに残し3人で新栄SONSET STRIPへ。この日はi GO非常勤。
共演はBYEE the ROUND
、忘れらんねえよ
、SEBASTIAN X
と豪華面子。こりゃ、はしゃぐわ。
i GO、黄金週間に悔いの残らないような演奏を出来たと思ってる。
準備やら何やらでバタバタしており前の出番のBYEE the ROUNDはじっくり観れず。次の機会に期待!忘れらんねえよは丁度最近気になっていたのだけど、良かったなあ。ベースの音が実に「有機的に」歪んでいた。SEBASTIAN Xは今回も僕を遊園地に連れて行ってくれました。
終演後には皆、黄金週間ではしゃぎ過ぎたし翌日は月曜日だという事で、お馴染み杏花村で晩ご飯だけ食べて帰宅。麻婆春雨を初めて杏花村で食べたけど、物凄く美味しかった。量もとんでもなかったけど笑
帰りの車中、運転席の昌吾さんと助手席の茜谷さんが「いやーゴールデンウィーク楽しかったなー」と口々に言ってるのが、何だかここ数日の慌ただしいけれどとても楽しかった数日間を総括しているような気がした。
本当に楽しかった。遊び倒した、というのが相応しい黄金週間だったかもしれない。