左京さんの最新刊。
12時からはじまる
ストーリー
初めて自分に性欲があることを知った。
その初めての恋も失って、あれダメこれダメNGだらけのゲイになった俺は、夜だけ、バー「タマヤ」を経営してる。
そんな俺の前に、もう顔も忘れてたはずの男が現れた。
腹が立つ程エロい肉厚の唇で、あの日のように俺を呼んだ。
俺は変わってなかったよ、羽田。
お前を好きだった俺とは別のもんになりたかった。
うそつきな大人の終わらない初恋の物語。
感想
この紹介文に全てが詰まってます
侑が主人公の美人受けです。
そして12年振りに会いに来たのが、イケメンコックの羽田です。
……真悟と賀神逆verですか
スミマセン
クロネコ～も一緒に購入しているし、同じ作家さんの左京さんだから
ちょっと意地っぱりで素直じゃないけど好きな人へは一途、強引で好きな人への執着は底なし。
似てませんかね
真悟と侑、賀神と羽田。
私だけかな…
トラウマとも呼べる程の初恋。
どんなに遠ざけてもがいても、決して自分の中から消える事はない。
そんなキレイなだけじゃない初恋を、切なく・痛く・美しく、描かれていました
店の持ち主の都合で店と自宅を借り続ける為に、同じ店の昼間のシェア経営者を探す事になって。
羽田が名乗りを出て、店も自宅もシェアする所からお話はスタートします
マスターと客じゃない、ありきたりな設定じゃないのもストーリーを追いたくなる魅力の1つです
後は、この表紙の色使い
キレイな色です。
バーの雰囲気そのまま
って感じです。ちょっと暗めだけどキレイな、ライトが雰囲気を作り出す。
絵がキレイなのはモチロンですが、全体的にキレイだなー
と思うのはなかなかありません。上はライトに当たって照らされる、下は暗めの影を作る。
当たり前かもしれませんが、全体が赤で統一されてるのがお見事ですっ
小説Dear+で連載されていたのですね
小説は未開拓なので…
お陰で丸々、未読で読む事が出来ました
こじらせた長年の初恋を味わってみませんか
アナタも
