ザ・マインドはどんなボードゲーム?
ザ・マインドは
「数字カードを小さい順に出していき、全員の手札を出し切ることを目指す」協力系カードゲームです。


このゲームの一番の特徴は『コミュニケーション禁止』というルール!

お喋りもジェスチャーもできない中で、一番のヒントになるのは「時間経過」です。
他のプレイヤーがカードを出す様子がないと、「まだカードを出さないということは数字が大きいのかな…じゃあ自分が一番小さいのかも!」というように予想してカードを出していきます。

このように、「無言でお互いのカードを予測する」という珍しい協力ゲームです。


ザ・マインド 日本語版
アークライト(Arclight)

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ザ・マインドの『内容物』
ザ・マインドに入っているものがこちら。

《内容物》
1~100の数字カード / レベルカード / ヒットポイントカード / 手裏剣カード
ザ・マインドを遊ぶ『準備』
テーブルに「レベルカード」「ヒットポイントカード」「手裏剣カード」を置きます。(枚数はプレイ人数に応じて変わります)

レベルカードは、上から「レベル1、レベル2、レベル3…」の順に重ねておきます。
そして、数字カード(1~100)の山札から手札を1枚引きます。

カードの内容は他の人に見えないように持ちましょう。
ザ・マインドの『ルール』
ここからは、ザ・マインドのルール・遊び方を「3人プレイ」を例にして紹介していきます。
【重要】ザ・マインドの禁止ルール
まずは、ザ・マインドで一番大事なルールをお伝えします。
それは、「お喋り・ジェスチャー禁止」ということ!

自分の数字を言葉で伝えたり、身振り・手振りで数字を表現するのはアウトです。
言葉やジェスチャーを使わずに、相手の持っているカードの大きさを察知しなければなりません。
数字カードを小さい順に出す
このゲームでは「全員が協力して手札を出し切ること」を目指します。
手札を出す時のルールは「数字の小さい順に出すこと」です。

誰からカードを出してもOKなので、「自分の数字が一番小さい」と思う人から順にカードを出します。

例えば、3人プレイで、それぞれが「22」「53」「89」を持っていた場合、「22⇒53⇒89」の順に出せたらレベル1クリアです。

どうやってお互いの数字を察知するのか?
どうやってお互いの数字の大きさを察知するのかというと「カードを出そうとするタイミング」です。
1に近い小さな数字を持っている人はすぐにカードを出そうとしますし、100に近い大きな数字を持っている人は序盤にはカードを出そうとはしないでしょう。

各プレイヤーが「22・53・89」を持っている場合、「22」の人は、他の2人が全くカードを出す動きがないので、「他の2人は数字が大きいのではないか」と推測できます。

最初は難しいかもしれませんが、少しずつ「この数字の大きさならどのくらい待てばいいのか」が分かってきます。
このように、ザ・マインドは「数字の大きさ」と「時間経過」の感覚を共有できるかが重要なカードゲームです。
全て出しきったら、次のレベルに挑戦!!
全員の手札がなくなったら、レベルクリアです!
次のレベルカードを一番上にして、全ての数字カードを集めて新たな山札を作ります。
そして、手札を配る枚数は「次に挑戦するレベルの数と同じ枚数」です。

レベル2なら、手札が2枚になる
「レベル3なら3枚」「レベル4なら4枚」とレベルが1上がるごとに手札が1枚ずつ増えていきます。
失敗したらヒットポイントが減る
もし、自分の手札よりも大きい数字が先に場に出されてしまったら、すぐに「ストップ」をかけます。

カードの出し方に失敗したので、ヒットポイントカードを1枚減らします。(出せなくなったカードも公開して除外する)

ヒットポイントカードが全てなくなってしまったら「プレイヤーの敗北」になります。
お助けアイテム「手裏剣カード」
場に手裏剣カードがあれば、どのタイミングでも使うことができます。
手裏剣カードを使うと、各プレイヤーは「手札にある最も低い数字カード1枚を公開して捨てる」ことができます。

全員が1枚ずつ捨てられるというお助けアイテム
これを使うことで手札を減らせる上に、最低だった数字が分かるのでお互いの手札を予想しやすくなります。
使用した手裏剣カードを除外したら、ゲームを再開します。
手裏剣カードやヒットポイントカードは、レベルクリア時に回復することがあります。
ゲームの終了
最後のレベルをクリアしたらゲーム終了で、「プレイヤーの勝利」となります。



ザ・マインド 日本語版
アークライト(Arclight)

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ザ・マインドには『エクストリーム版』がある

ザ・マインドには、より難易度が上がった『ザ・マインド エクストリーム』があります。原版は2019年に発売され、日本語版は2020年6月に発売されます。
エクストリーム版には「昇順以外にも降順の場がある」「ブラインドモードがある」などの新しい要素があり、より難しくなっています。