電力会社ボードゲーム

電力会社を経営し、発電所を落札し、資源を購入、電気供給のネットワークを広げていくボードゲーム。
火力に風力、原子力などの発電施設を建てて、会社に利益をもたらすために奔走します。海外で各種ゲーム賞を獲得し、日本語版も発売された有名なボードゲームです。
マップが2種類用意されており、アメリカとドイツのどちらかを選択してゲームをスタートします。

プレーヤーはまず、発電所を建てるためにオークション形式の競売に参加します。発電所がなければ電力供給できないので、どの発電所を建てるか考えながら発電所を獲得します。
次に、資源の購入を行います。発電所で電気を供給するために必要な資源です。
その後、電力供給を行うネットワークを形成するために家を建設していきます。1軒目は自分の好きな都市に建設できますが、2軒目以降は既に建設した家と繋がるようにしなければならず、その都市間を繋げるための送電線にもお金がかかります。

次のフェイズで購入した資源を使って電力を供給し、その供給量に沿った収入を獲得します。供給量が増えれば増える程獲得できる収入の増加が少なくなるので、1人のプレーヤーが独走しづらくなっています。
最後に送電網の数が多い順番に手番が変更され、次のラウンドへと進みます。これを繰り返して、規定数の都市に送電網が建設されるとゲーム終了となります。最終的に発電供給量が一番多かったプレーヤーの勝利となります。

プレイ人数は多い方が楽しいボードゲームだと思います。ただ、その分プレイ時間も長くなるし、人数によって少々ルールも変わってくるのが難点です。そのため、ボードゲームの玄人たちに好まれるゲームだと思います。拡張セットもありますので、慣れてきたら購入を検討しても良いと思います。