12月8日は私達日本人にとって、意義深い日である。
 
約2500年前にインドでお釈迦様が悟りを開いた日であり、80年前に日本が太平洋戦争に突入した日でもある。
 
戦争当時の日本は、欧米列強の植民地支配に対抗して領土拡張を目指したが、経済封鎖によって窮地に追い込まれていた。
 
奇襲攻撃こそ成功したものの、戦力の差は著しく、やがて万策尽きて人間魚雷、神風特攻隊などにより多くの若い命が失われた。
 
幼少期の頃、私は自分の誕生日が近づくと「人は死んだらどうなるのだろう。死んだら終わりの人生に一体どんな意味があるのだろう。」と考えて一人暗澹たる気持ちになっていた。
 
最近では、戦争によって生きたくても生きることができなかった命に思いを馳せ、この世に生を受けた意味を問いつつも、日々を真剣に生きていこうと誓いを新たにしている。
 
 
南インドの定食ミールス(本文とは直接関係ありませんが)