最近、驚いたことがある。それは投資に再度参戦したことと関係している。今回、ポートフォリオをどう組むかを考えていた際に、以前はどんなポートフォリオを組んでいたを思い出していた。以前は女房名義で純金積み立てもしていたのだが、何かの理由で解約してしまった。現在は金の価格が史上最高値を更新中であり、もし積み立てを続けていたら一財産できていたところだった。そこが、凡人たる所以なのだろう。

 

そこで、思い出したことがあった。私は上の娘が生まれた時に絵画を買った。そして、下の娘が生まれた時にメイプルリーフ金貨を買った。正確な金額は覚えていないが、サラリーマンで薄給だった私が買ったのだから、せいぜい2~3万円程度だったはずだ。高値をつけている金貨の価格がいくらになっているのか気になった。ネットで調べるとメイプルリーフ金貨には、1/20、1/10、1/4、1/2、オンスの種類があるようだ。

 

自分がどの種類のメイプルリーフ金貨を購入したのか覚えていなかったが、楽天で価格が67000円程の1/10オンス金貨だと思った。「2万円で買って、3倍以上になったということか」と納得した。それで、金貨ををどこに仕舞ったのか忘れていたので、ありそうな所をゴソゴソと捜した。そして、めでたく金貨を発見して、驚いた。私が購入していたのは1/10オンスではなく、1/2オンス金貨だった。販売価格は238000だ。

 

つまり、私が買った金貨は10倍にもなっていた。まあ、買取価格は1割くらい安いのだろうが、それでも驚きである。これが長期投資の力なのだろう。そこでまた思い出したことがあった。それは海外に行った際、なぜか分からないが、いつも金のアクセサリーを買っていた。これも捜し出すと結構あったが、一番重さがあるブレスレットがない。女房に訊くと「『貴方が上の娘に好きなの持っていっていいぞ」ってあげてたよ」と言われた。

 

NVIDIA株価チャート

 

さて、新NISAが始まって投資を始めた方も多いだろう。今後の日米の株式市場の命運を握り、AIの覇者であるNVIDIA(エヌビディア)の2-月期決算発表と、5-月期の業績見通しが22日(現地時間)発表される。現在、米国では短期金利が長期金利を上回る逆イールドが続いている。この逆イールドが起こると景気は後退し、株価は平均13%落下する。株価暴落は最高値を更新している時に起こる。

 

正に米国市場では、逆イールド発生しているのに株価最高値更新中で、NVIDIAが市場の期待を裏切ったら、恐いことが起こる可能性が高い。株価が割高か割安かを表す指標のひとつであるPER(株価収益率)で見た時、現在の日本株は1.8倍で割安だ。ちなみに、バブル期のPERは60倍で、割高だった。現在、NVIDIAのPERは約280倍である。私は買い進む予定であり、安く買いたいので暴落を願っている。