「人生最大にして最後の投資チャレンジ」を4月末に決意して、5月から始めた。私の投資法は初めにある程度のまとまった金額を入れ、その後は相場が下がったら、私が思う金額を買いに入れていくというものだ。最初に、まとまった金額を入れることで、(相場の暴騰などの)機会を逸出することを防ぐ意味がある。その後は安くなったら、口数が買えるよう小口で買い足すのだ。

 

株投資において誰も確実な結果は分からない。しかし、これまでの経験則において、数十年にわたる長期投資は約100%の確率で高い収益を見込めるのである。しかし、それを誰もが信じられるのかどうかというとであろう。特に株価落下の局面では、ストレスに耐えられない人が続出するはずである。しかし、爺になった私は、もう株価が下がってもほぼ平気なってしまったのだ。

 

現在の私のポジションは投資予定総額資金の14.8%を既に投資信託で買った。内訳はオールカントリーに64%投資し、日経225に32%投資し、その他4%投資した。現在の成績は「人生最大にして最後の投資」を始めてから約2週間くらいであるが、既に収益は4%もある。これからは日経225を買い増すつもりなので、日経平均が下がることを強く期待しているのだ。

 

これは私の私見であるが、今年、あるいは来年に米国株が大暴落すると予想している。米国の金利が逆イールドになっているし、明らかにAIはバルブだ。「俺は米国株ではなく全世界株に投資しているオールカントリーだから、大丈夫」と思っている人もいるかもしれないが、オールカントリーの組み入れ株は6~7割が米国株だから、米国株の暴落に巻き込まれるは必定である。

 

私が悩むのは米国の大暴落に巻き込まれながら、淡々と積み立て投資をするのか、それとも自分の「暴落する」という感覚を信じて、始めたばかりの市場から、一時的に避難するのかということだ。これはいくら考えても分からないし、私より数倍頭の良い人でも分からないのだから、私ごときが悩む必要はないので、結果は別にして、凡人はその結果に対応するしかないかもしれない。