生活が苦しかった子供時代を過ごした人の中には、家族が生き延びていくために親が大切にしているものを売るのを目にすることもあったかもしれない。・ミシシッピ州に住むある父親は、家族を助けるためにとても大切にしていた宝物を手放した。それがどれほど辛かったかは幼い少女にも理解できた。30年後、大人になった娘は父親が当時手放した宝物を見つけて購入した。それを昨年のクリスマスプレゼントに渡したところ、父は涙を目に浮かべて感動したという。

 

テネシー州ナッシュビルに住むリンジー・ムーアさんは、歳のに父親のテッドさんが家族を養うために宝物売った日のことを鮮明に覚えていた。それは、ダン・マリーノ元選手がNFLチーム「マイアミ・ドルフィンズ」に入団した最初のシーズンのルーキーカードで、トレーディングカードの中で最も価値が高いものだった。リンジーさんの記憶では、そのカードは父親の大事な宝物だったのだが、父親が自分と弟を置いてひとりで漫画喫茶に入ったのをリンジーさんは見ていた。

 

ダン・マリーノ選手のルーキーカード


『私たちのために、お父さんは一番大事物を売ったんだ』という思いはリンジーさんの中から30年間消えることはなかった。昨年11月、リンジーさんは父への素敵なクリスマスプレゼントを思い付いた。テッドさんが手放したあのカードを見つけて、プレゼントしたい。そのときの様子TikTokにアップされており、リンジーさんの父がクリスマス・バッグを手にし、カードを読もうとしが、老眼で文字が小さ「読めないよ」と告げたため、リンジーさんの母が代わりに読み上げた。

 

リンジーさんはあの、私たち家族にはお金がなかった。だから父は大事なものを売りました。私はの家族への献身的な愛を感じました。そして将来自分の家族が困らないように何でもしなくてはならないということを教えられました。あの瞬間、父が現金を持って車に戻ってきた、私の歳の心はいつかお父さんにカードを買い戻したいと決定したのです。お父さんは私により大きな善の価値を教えてくれました。以来、この教訓は私の胸にこびりついています」という。

 

テッドさんが小さなギフトバッグを開けると、30年前に自身が売ったのと同じカードだった。立ち上がったテッドさんは、リンジーさんがいるテーブルの方へ行き、彼女とハグを交わした。リンジーさんはお父さん、私たちは当時の恩を完全に返すことは決してでません。でも、歳の私は自分自身と交わした約束をついに果たすことができと、とても喜んでいると思います。本当にありがとうリンジーさんの感謝が綴られた言葉を読み上げられたテッドさんは胸が熱くなったようだ

 

テッドさんにとって、大事だったルーキーカードを再び得たことが一番嬉しいことではなかった幼い娘だったリンジーさんが自分が家族のために一生懸命だったということを理解し、感謝してくれていてくれたといいことが嬉しかったのだ。テッドさんの宝物だったのと同じカードをリンジーさんがいくらで手に入れることができたのかは不明だが、相当高かったことは間違いない。ちなみに、ダン・マリーノ元選手の1984年のルーキーカードは現在万ドル(約430万円)の値がついている。

 

【参照:BIGLOBEニュース】

 

動画はこちら