角地にある家に住む家主は芝生が敷き詰められた庭を通り抜ける人が多いことに頭を悩ませていた。皆少しでも近道したいのだ。だからといって私有地である庭に立ち入るのは不法侵入にあたる。そこであるアイディアを思いつき、実行に移した。監視カメラ映像には、不法に庭を通り抜けた人々がスプリンクラーの餌食となる様子が映し出されていた。

 

Tiktokユーザーのアメリカに住むトーマス・リオンズさんは、角地の家に住んでいるが、多くの人が私有地である家の庭に入り、近道しようとしていることに頭を悩ませていた。そこで、スプリンクラーを改造し、センサーを搭載した。このセンサーが芝生の上の人物を感知すると、スプリンクラーから一気に水を吹き出すという自動侵入者撃墜装置を考案したのだ。

 

映像には、悠々と私有地を歩く人々、スプリンクラー設置後の人々の様子が映し出されている。設置前は、当たり前のように私有地である庭を横切っている人々の姿があった。設置後はいつものようにショートカットしようとしたところ、スプリンクラーで撃墜される人々の姿が写っていた。ちなみにこのスプリンクラー、水が発射される直前に警告音が鳴り響くのだ。

 

自宅の庭に踏み入れられるのはあまり気持ちの良いものではない。しかも他人の家の庭と分かっていて我が物顔で通り過ぎている人々を見ると、ここまでしたくなる気持ちもわからなくもない。実際にコメントには、「自分の私有地なんだから何をしても自由」という意見もあったが、「お年寄りの姿もあったけど、何かあったらどう責任を取るんだ」という声も上がった。

 

侵入に対して、張り紙で警告をするという手は効かなかったのだろうか。あるいは、このスプリンクラー侵入者撃退システムを制作する費用で、簡便な塀を設置するという選択肢もあったような気がするのだが、塀を設置できない理由が何かあるのだろうか。というか、アメリカだと勝手に私有地に侵入すると、銃で撃たれても文句言えない事案とも言えるのだが…。

 

 【参照:exciteニュース】 

 

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