「ブレーメンの音楽隊」はグリム童話にある一つ話で、かつて働き者だったロバ、犬、猫、鶏は年を取ってしまい、仕事が出来なくなってしまったので、主人から追い出されてしまった。音楽隊に入隊するために４匹はブレーメンに向かうが、途中で泥棒が入っている家を発見する。
そこで、ロバの上に犬が乗り、犬の上に猫が乗り、猫の上に鶏が乗って巨大なシルエットを作って泥棒から家を奪う。その後、動物４匹は音楽を演奏して楽しい生活を過ごしたという物語だ。物語を彷彿させる写真がインターネット上に掲載されている。
その写真は真っ暗闇の道路を車内から写したものらしいのだが、ロバ、犬、猫、鶏がそれぞれの背中に乗って道路の真ん中に立っている。周囲には何もなく、しかも真っ暗闇のなかに４匹がたたずんでいる姿は、異様である。しかし、撮影した人さぞやビックリしたに違いない。この写真を見たネットユーザーらの驚きの声が上がっているとのこと。
どうしてこの４匹がブレーメンの音楽隊のような体形を取っていたのかは分からない。ひょっとすると、周囲に泥棒がいて脅かそうとしていたのか。この写真が本物かどうかは謎だ。
もし、本物なら４匹には、夜中の道路は危ないので道路の真ん中に立つのはやめたほうがいいとアドバイスしなければならない。