ベッドの横には母と姉がいて、目覚めた私を見てボロボロ泣いていました。
すぐに看護師さんが来て、いろいろチェックしていってくれました。
その後先生がきて、アナフィラキシーショックをおこしたので、入院して様子をみましょうと言われました。
私はまだ頭がぼーっとしていて、何が何だか分からない状態でした。
このお部屋には二人ずつしか入れないから、父と夫は外で待ってる。
交代するね。
とにかく今はゆっくり休むのよ。
と言い、母と姉が出て行き、父と夫が入ってきました。
父は顔を見て、良かった。とにかく休みなさい。と言い、すぐ出ていきました。
夫は父が出ていったあと、何も言わずただ頭を下げました。
ずっと頭を下げ続けました。
夫に腹が立って腹が立って仕方ありませんでした。
なぜ私がこんな思いをしなければならないのかと言いたい、酷い言葉を投げつけてやりたい、でも体調が悪すぎて言葉を発するのが辛い…。
息はできるようになったけど、息苦しいのは続いていました。
私の体の中の酸素の量が普通より少なくなっていて、呼吸不全という状態だと説明をされました。
そのせいで息苦しいのだと。
ちゃんと落ち着いて息をしないと、息苦しさが酷い。
言われたとおり、浅く息をするのではなく、大きく息を吸い、ゆっくりはく。
一生懸命に息をすることを頑張らないと呼吸ができないなんて、こんな事初めて。
夫と話すのを諦め、私はとにかく呼吸をする事に集中しました。
すごく息苦しいけど、生きてる。
目の前が霞んで暗くなって、何も見えなくなった時は、死ぬかもしれない…と生まれて初めての恐怖を感じました。
目覚めた時、命ある事に本当に感謝しました。