3月が終わった大っ嫌いな3月が終わった。22年前の春は毎日泣いていた。泣いて。泣いて。泣いて。それでも生きるために一人、病室で死神に立ち向かった日々。今年、その苦しみが始まった日を私は病室で迎えた。22年たっても癒えない体を抱えて、相も変わらず泣いている私。あの日からどれだけ時間がたっても付いて回る黒い影。気遣う夫に対して仄暗い感情が溢れ出す。 夫の罪を忘れられない。