恋人や夫が「マザコン」だと発覚したら、どうすればいい? 上手に付き合っていく3つのヒント | ズル木のブログ

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恋人や夫が「マザコン」だと発覚したら、どうすればいい? 上手に付き合っていく3つのヒント

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2021/09/05 22:30

恋人や夫が「マザコン」だと発覚したら、どうすればいい? 上手に付き合っていく3つのヒント

All About
2021/09/05 22:15

家族との関係性は、プライバシーの中でも特にデリケートな事柄です。もしも恋人や夫がマザコンだとわかったら、パートナーとしては、どのように接していくのが正解でしょうか?

誰もが皆、母親のお腹から産まれています。偉大なる母をリスペクトし愛するのは素晴らしいことですが、その愛情が大きくなりすぎるのは考えもの。

恋人や妻の立場からすれば、どれほど母親を慕っていても、自分より優先されたらフクザツな気分になります。些細なアドバイスから物事の決定権まで、母親の意見を最重要にするような男性とは結婚したくないと、女性ならば思うことでしょう。

家族との関係性は、プライバシーの中でも特にデリケートな事柄です。よほど親しくならないと、実態まではわかりません。実際、結婚するまで夫がマザコンだと気づかなかった、という話はよく聞きます。いくら恋人や夫がマザコンであろうと、パートナーである自分が困らないならば、何の問題もありません。親しさ故、弊害が及ぶことが問題なのです。

すでに成人した大人である以上、恋人や夫と母親の関係性は、おそらく今後も大きく変化することはないと筆者は考えます。ならばパートナーとしては、どのように接していくのが正解でしょうか?

■1:一方的なマザコンならば、気にする必要はなし

「うちの母親は~」などの枕詞で何かと母親の自慢をしたり、「それに比べて君は……」と比較されたりしたら、いい気分はしません。だけどそれは、純粋に母親のことを尊敬している証拠。毒親に洗脳されているような親子関係でもなければ、さほど気にしなくてもいいと思います。

「本当に素晴らしい人だね」と同意しておけば、彼はご機嫌でしょう。比較されたら「お義母さんくらいの年齢になったら、私も……」と「キャリア(年齢)の差」を理由にかわしておけばいいのです。永遠に変わらない年齢差をタテに「若いぶん未熟なのは当然」と諭せば、それ以上厳しい指摘はできないはず。

彼との結婚を考えているなら、マザコンを逆手に取って「私もお義母さんみたいになれるよう、お会いして勉強したい」と対面の機会へと誘導するのも手。実際にお会いして本当に素敵な人ならば、彼のマザコンぶりが気にならなくなるかもしれません。

■2:息子溺愛の「恋人親子」は、巻き込まれてしまえばいい

マザコン問題を大きくしてしまうのは、母親自身が息子を溺愛しているケースです。親子がまるで恋人のように仲良しである場合、パートナーであるあなたは「息子をたぶらかした女」として、敵対されかねません。

歪んだ親子関係を知ってもなお「彼と一緒にいたい」と望むならば、あえてその仲に割り込むしかありません。母親の先入観(息子をたぶらかしたなど)を払拭するためには、違う角度で受け止めてもらえるよう誘導すること。

具体的には「同じ男を心から愛する同志」と解釈されるよう、自分の知らない息子像(子供の頃のエピソードなど)を聞きまくり、褒めまくるのです。

「お義母さんの育て方が素晴らしいから、あんなイケメンに育ったんですね!」「今のカッコよさは、子供の頃から変わってないんですね」などの言葉をかけることで、母親の抱く「息子への愛情」を理解し共感できれば、敵ではなくなります。当の母親を味方にできれば、母親を頼り慕う息子の愛情も、少しずつあなたに向いてくるでしょう。

■3:時間をかけて、彼の優しさベクトルを自分に向かせよう

いくら恋人や夫が母親を一番に想っていようと、母親は母親であり、それ以上でもそれ以下でもありません。そのことは、彼自身もわかっているはず。あなたとのつき合いが長くなるうちに、彼はあなたの中に「母親と似た部分」を見つけるようになります。そもそも似た部分があったからこそ、あなたのことを好きになった可能性は大なのです。

すでに結婚しているならば、ターニングポイントはあなた自身が「母親」になったとき。先輩である義母に教えを乞い、母親として子育てするうちに、夫はあなたと自分の母親が重なって映るようになります。マザコンが問題になるのは、恋人(や妻)であるあなたよりも、母親の意見や指図を優先してしまうこと。その点を除けば、親子関係が良好なのはむしろいいことです。

イヤな気分になるとつい非難したくなるかもしれませんが、母親は絶対的な存在です。できるだけフラットな気持ちで、私情を交えず彼の母親を知るよう努めてみて。彼の息子を産んだ「あなたの未来」をそこに重ねてみれば、母の気持ちも彼の気持ちも、理解できるかもしれません。

島田 佳奈(恋愛ガイド)