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あなたに合うのは? 今から「へそくり」をためたい人注目の方法5選

だるまじん
2021/09/05 09:09

あなたに合うのは? 今から「へそくり」をためたい人注目の方法5選

オトナンサー
2021/09/05 06:10

へそくりをためるコツは?

 世の中には、夫に内緒で自由に使えるお金、いわゆる「へそくり」をしている主婦も多いと思います。また、その逆もあるでしょう。ある調査では、100万円程度のへそくりをためている人もいるようです。一方、「へそくりが思うようにたまらない」と悩んでいる人もいます。お金のプロであるファイナンシャルプランナーの長尾真一さんに、今からこっそりとへそくりをためられる5つの方法を聞きました。

へそくりの平均は62万円

Q.妻だけではなく、夫もへそくりをする人がいるようですが、なぜ、いつの時代もそこまでして、へそくりをつくろうとするのでしょうか。

長尾さん「明治安田生命が行った『家計に関するアンケート』(対象は20~79歳の既婚男女1620人、2018年4月2日~9日実施)によると、へそくりの目的で最も多いのは『いざというときのため』、続いて『趣味のため』『将来のため』という順です。

夫婦で話し合い、計画的に貯蓄を積み立てている家庭も多いと思いますが、例えば、個人の趣味に使うお金は夫婦げんかの原因にもなります。波風を立てないため、貯蓄とは別に、ある程度は自分で、自由に使えるお金を持っておきたいのかもしれません。もちろん、自分のためだけではなく、パートナーや家族の記念日にへそくりでプレゼントを用意する人も多いようです」

Q.へそくりが全くなく、これからためていこうとする場合、まずはどれくらいの金額を目標にすればよいのでしょうか。

長尾さん「目的や手段によって金額は異なると思いますが、先述した明治安田生命の調査によると、20~50代のへそくりの平均額は62万2153円です。ただし、男女別で見ると、男性は50万3078円、女性は74万1228円で、女性の方がへそくりへの意識は高いようです」

Q.へそくりをためるときに注意することはありますか。

長尾さん「まれに、万が一離婚したときのことを考え、びっくりするような多額のへそくりをためている人を見掛けます。しかし、結婚後にためたへそくりは離婚時には原則として、財産分与の対象になります。個人のへそくりだから自分のものになるとは限りません。

また、へそくりをためる手段にも注意が必要です。会社勤めをしている人が副業などで収入を得た場合、年間の所得が20万円を超えると、所得税の確定申告をしなければなりません。特に勤務先の会社が副業を認めていない場合は、会社にばれてトラブルになりかねないので注意が必要です」

「覆面調査」も有効な手段

 では、実際にどうすれば、へそくりをためることができるのでしょうか。現実的な5つの方法を紹介してもらいました。

【節約】

へそくりの王道はやはり、「節約」です。1カ月分の食費や生活費を妻が預かって、やりくりしている家庭もあると思いますが、上手にやりくりして、お金を余らせることができれば、それをへそくりに回すという方法です。

また、夫もお小遣い制の場合はそれを節約してコツコツためたり、会社員であれば、給与とは別に支給される出張手当をできるだけ使わずに、へそくりに回したりしている人も多いと思います。支出を見直して、無駄遣いを減らすというのは、へそくりに限らず、貯蓄において“一丁目一番地”です」

【副業】

最近は「副業」を認める会社も増えており、クラウドソーシングなどを利用して、副業をしている人も珍しくありません。翻訳やウェブライティング、プログラミングなど自分のスキルを生かして、収入を得ることができます。

クラウドソーシングに登録しても、必ず仕事を受注できるとは限りませんが、自分が案件を選んで応募できるので、本業の繁忙期は避けたり、週末の時間で対応できそうな案件にだけ応募したり、自分の都合に合わせて仕事を選ぶことができます。報酬は案件によって異なりますが、本人のスキルや経験値が上がれば、より報酬の高い案件を受注できるようになります。

他にも、自分が撮った写真や描いたイラストなどをインターネット上で販売して、収入を得ている人もいます。自分ではただの趣味だと思っていたことが、意外と副業として収入につながることもあるかもしれません」

「フリマアプリ」は課税に注意

【フリマアプリ】

使わなくなった雑貨やインテリア、着なくなった服、贈答品でもらったけど未使用のままの食器、読まなくなった本など、家の中を見渡すと不要なものが意外とたくさんあるものです。それを捨てるのではなく、「フリマアプリ」で売ることによって、断捨離しながら、へそくりをためることができます。

自分では「こんなものに価値はない」と思っていても、出品してみると案外あっさりと売れたりします。特に、熱心なファンやマニアが存在するものは思った以上に高値で売れることもあるようです。所得税法では、生活用動産の譲渡益は非課税とされていますが、高額な貴金属・宝石類などの売却や取引が継続的・反復的で営利目的と判断される場合は、所得税の課税対象になります。

家の中にあるものを売るのではなく、フリマアプリで販売するために安く商品を買ってきて、それを買値より高い値段で売ることで、大きな売り上げを上げている人も中にはいるようですが、課税対象になる場合は確定申告をして、税金を納めないといけません。

【ポイ活】

クレジットカードやキャッシュレス決済、ネットショッピングなど、最近は何かとポイントが付きますが、それらを効率よくためていくことを「ポイ活」と呼びます。例えば、ネットショッピングであれば、「ポイントサイト」を経由することで、ショッピングのポイントや決済に使ったカードのポイントに加えて、サイト自体のポイントもたまります。

たまった各種ポイントはショッピングの代金に利用したり、商品券や航空会社のマイルに交換したり、中には現金化できたりとさまざまな用途があります。ポイント同士を交換できる場合もあるので、自分がためたいポイントに集約することもできます。国内のポイント・マイレージの年間発行額は1兆円を超えているといわれており、もはや、へそくりも現金である必要はないかもしれません。

また、最近では、ためたポイントで株や投資信託を購入する「ポイント投資」をする人も増えています。投資には値下がりするリスクもありますが、元手がポイントだとハードルが下がるようです。運用がうまくいけば増やすことができますし、売却すれば現金で受け取ることもできます。

【モニター・覆面調査】

インターネットで検索すると、商品を使用してアンケートに答えたり、座談会に参加したりすることで謝礼がもらえる「モニター」や、指定されたお店を利用して、リポートを提出することで謝礼がもらえる「覆面調査(ミステリーショッパー)」のサイトがいろいろあります。

モニターはその内容や拘束時間によって謝礼に幅がありますが、中には高額な案件もあります。覆面調査は飲食店で食事をして支払った金額以上の謝礼がもらえる調査や、ガソリンスタンドでの給油など生活必需品の購入で謝礼がもらえる調査、また、商品を購入しなくても、店頭で相談するだけで謝礼がもらえる調査などもあります。

謝礼はポイントでもらえる場合が多いですが、ポイントは商品券や他のポイントに交換することができます。モニター・覆面調査は依頼する会社にとっては、消費者の声を聞いて、今後のサービスや商品開発に役立てることが目的なので、アンケートやリポートに丁寧に答えることが重要です。きちょうめんな人に向いているかもしれません。