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家近くの公園なのにクラスの集まりに誘われなかった娘 “理由”に時代を感じた話が「衝撃的」

☆ピンク☆心折れ中☆
時計2021/09/04 15:39

家近くの公園なのにクラスの集まりに誘われなかった娘 “理由”に時代を感じた話が「衝撃的」

オトナンサー
2021/09/04 13:10

長女がスマホを持った翌日の出来事を描いた漫画のカット=みりんぼし(mieri_oishii)さん提供

 長女がスマホを持った翌日の出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。長女にスマホを持たせた翌日、ゴミを出しに行くと、近所の公園に長女のクラスメートが集まっているのに気付いた母親。何かの集まりかと急いで帰宅し、長女に伝えると…という内容で「衝撃的」「時代の流れを唐突に理解しました」「以前、うちも慌ててスマホを買いに行きました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

令和時代を生きる娘とのギャップ

 この漫画を描いたのは、みりんぼし(ペンネーム)さん(46)です。現在、コミックエッセイストを目指して活動しています。インスタグラムでは、自身の悩みや日常の出来事を漫画にして発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

みりんぼしさん「約1年前です。コロナで引きこもるようになり、漫画を描き始めました。元々、シナリオライター志望で、若い頃に脚本家を本気で目指していました。連載物でも、一話完結として読んで面白いか、漫画の中で自分や娘の葛藤を表現できているか、切り口やセリフなどを意識して描いています」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

みりんぼしさん「小学生時代が『昭和』だった私が『令和』の娘との間にギャップを感じたのがきっかけです。私の感覚では、小学6年生の長女にスマホはまだ早いと思っていましたが、時代は変わり、さらにコロナ禍で、みんなで集まることができない現状では、LINEがコミュニケーションの中心になるのは必然なのかもしれません」

Q.LINEを使い始める前は、友達との約束はどうしていたのですか。

みりんぼしさん「長女はいわゆる『浮きこぼれ』でした。同級生にいつも、『頭がいい』『すごい』と言われてしまい、友達に距離を感じていました。高学年になり、友達から浮いていることで悩んでいました。なので、小学生のときは2年生の夏以来、一度も友達と遊んだことはありません」

Q.LINEのやりとりを介した集まりは、この後もあったのでしょうか。

みりんぼしさん「これ以降もありました。クラスのLINEをさらに細分化して、グループLINEを作って集まっていました。卒業式の日は、クラスのLINEも『1年間ありがとう』など感謝の言葉でいっぱいだったようです! 長女は卒業式の後にスマホを買ったので、もう少し早いタイミングでスマホを買ってあげたらよかったかなと思いました」

Q.その後、長女さんはLINEを活用していますか。

みりんぼしさん「よく使っています。中学に入学してからはコロナ禍で集まることができないため、クラスの出し物や体育祭の連絡なども、クラスLINEでやりとりして決めることが多いようです。団結している温かいクラスで、クラスLINEで絆が深まっていると感じます。また、部活動でもLINEが不可欠です」

Q.スマホを使うときの約束やルールなどはあるのでしょうか。

みりんぼしさん「新しいアプリを入れるときは許可を取ること、インスタグラムとツイッターはやらないことをルールにしています。インスタグラム等はダイレクトメッセージを送れるため、性犯罪や誹謗(ひぼう)中傷に巻き込まれる可能性もあるので禁止にしました。そう説明して、本人も納得しています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

みりんぼしさん「お子さんが小さいママからは『勉強になりました』という意見が多かったです。お子さんが同世代のママからは『共感できました』という意見も頂きました。いつも応援していただき、うれしく思います!」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

みりんぼしさん「絵もストーリーもたくさん勉強して、自分の漫画本を出版することが夢です。これまでに、こじれた母親との関係で悩んだことや、そのことで今も怒りの感情を失くしていることなど、自分の悩んでいることも描いています。もっといい伝え方があるのではないかと、試行錯誤を続けながら描いていきたいと思います」