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高級茶「てん茶」用の菰編み、昔ながらの手作業で 京都・城陽の古川さん

昔黄金
2018/01/31 19:38

高級茶「てん茶」用の菰編み、昔ながらの手作業で 京都・城陽の古川さん

2018.1.31 17:02

 京都府城陽市奈島の茶生産農家、古川与志次さん(67)方で、母の美子さん(89)が茶の新芽を直射日光から守る菰(こも)を編む作業に追われている。「こやしまた」と呼ばれる木製台を使ってわらを編む昔ながらの手作業で、美子さんは「おいしい茶ができれば」と期待を込める。

 同市は抹茶の原料となる高級茶「てん茶」の産地。菰で茶畑を覆うと温度や湿度が一定に保たれ、新芽を霜から守り、伸びすぎ防止にも効果があるとされる。最近では化学繊維製のシートが主流となり、菰作りを行う農家は同市で古川さんだけになったという。

 正月明けから作業を始めた。7~8本のわらを台にかけ、ビニールひもに結わえて器用に編み上げていく。菰は幅約90センチ、長さ約5メートル。1日でできるのは2枚ほどという。3月初めごろまで作業を続け、4月に茶畑でかぶせる予定だ。

http://www.sankei.com/west/news/180131/wst1801310063-n1.html