“ワラ人形に五寸釘”を彷彿「悪人撲滅御祈念」のおぞましさ ⑥ | ズル木のブログ

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悪人撲滅御祈念

日顕・山友・竹入 

能安寺・水島公正 

藤原行正 

乙骨正生 

段勲 

福島和子

後呂雅巳

本誌の読者諸兄には説明を要しないと思うが、日顕とは、日蓮正宗の67世・阿部日顕法主のこと。学会から見たら、目下の極悪人・ナンバーワンである。


以下、能安寺・水島公正(日蓮正宗、埼玉県末寺の住職)、山友(山崎正友・元創価学会顧問弁護士)、竹入(竹入義勝・元公明党委員長)、藤原行正(元公明党都議会議員)、乙骨正生(本誌発行人)、福島和子(元創価学会副会長・福島源次郎氏の夫人)、後呂雅巳(地域学会組織の元古参幹部)である。


ここに登場している大半の人たちは、「聖教新聞」等、学会の機関紙で、来る日も来る日も、“人間以下”並に報じられ、

「大悩乱」「毒蛇」「はきだめ」「詐欺師」「鬼畜」「ケダモノ」「極悪ペテン師」「デマ坊主」「金狂い 女狂い」……といった、これ以上の悪態もない罵詈雑言にさらされている人々だ。


発行部数、550万部の機関紙紙上で学会組織の最高幹部たちがこのような発言をし、毎朝、会員の自宅に届けられている。


連日、薄汚い言葉を浴びせられている人にも家族がおり、親戚、知人だって少なくない。聖教新聞に「人間」がいるのだろうか。


ごく最近になって元顧問弁護士の山崎氏が、聖教新聞などを「名誉毀損」で訴える動きに出た。資料収集など準備に余念がないが、はたして裁判所は、悪人撲滅御祈念というこうした学会の体質をどう裁くのか。


写真キャプション

埼玉県の創価学会組織で配布された「悪人撲滅御祈念」表

段 勲(だん・いさお)フリージャーナリスト。1947年生まれ。週刊誌記者を経て、創価学会・公明党など宗教問題をはじめ社会・世相、医学・健康等をレポート。近著の『私はこうしてがんを克服した』(日本能率協会)『鍵師の仕事』(小学館)『宗教か詐欺か』(リム出版)など著書多数。

FORUM21
2003年8月1日号