2009年1月
わたしは幼い娘がイスラエル兵に
殺された家族に会いました
その家族は兵士たちから
立ち去らなければ撃つといわれ
安全な場所まで
逃げようとしたとき
父親はイスラエル兵に
至近距離から撃たれ射殺
ガザの
ツァイトゥーン地区一帯は
救急車や救急チームから遮断
1月3日の午後から
翌日の午前5時まで
このエリアでは軍の砲撃が
続いていました
正面からはF-16が
ミサイルを撃ち込み
戦車が砲撃していました
1月4日午前5時30分
歩兵たちが入ってきました
14人家族は
まだ階段の下に
うずくまっていました
父が裏口を開けて外に出た瞬間
警告なしに撃たれ即死
兵士たちはその後
残りの家族に家を出るよう命じ
イスラエル兵は
ここにいたら殺すぞと
恐怖におののいた一家は
裏道を数百メートル歩いた時
イスラエル軍が撃ち始めました
1歳のファラちゃんの
腹部を直撃
喜びを意味する名前の
この女の子はすぐには死ねず
その後数時間は
腸が飛びでて苦しみながら
死んでいきました
母親のシリーンは
赤ん坊を慰めようと
必死で母乳を与えました
夫妻の6歳の娘セジャと
アメルの23歳の弟アブドラも
それぞれ肘と背中を撃たれ
アブドラの銃弾は
右肺を貫狂気ましま
これが戦争
ただの人殺し
いいもわるいもありません
誰かに命令され
ひとがひとを殺す
ただそれだけです
それを平然とできる狂気に
ひとを変えてしまう
これが戦争
ひとはなんと
愚かな生き物なのか
これがいままた起きている
もうやめろ
わたしたちは繋がっています
ひとも動物たちも草花も
そして地球も
このようなことが起きると
全てが悲しくなり
この宇宙全てを
消してしまいたくなります