誰しもが

自分を愛することが

大切なことはわかっています


しかし自分を愛し

大切にするとは

どういうことなのでしょうか?


人によっては

好きな食べ物を食べ

よく休み

楽しいことや嬉しいこと

温かいお風呂に浸ることや

マニキュアをして着飾ることが


自分を大切にすることだと

思っています


しかし自己愛とは

自分に何かをすることではなく

もっと深いものなのです


自己愛とは

自分自身の中に

安らぎを見いだすこと…


つまり自分の

存在の深みに

静かにゆったり

浸ることなのです


一時的な安らぎを得るためには

何かをして自分を納得させる

必要もあるかもしれませんが


より深い心の平穏を得るためには

自分自身との付き合い方


つまり

自分の内側で経験することを

温かく見守る態度を培う

必要があります


自分にやさしくする


自分に優しくするよりも

他人に優しくする方が

簡単な場合があります


私たちが

本当に感じているものを

尊重したり気づくことから

ブロックするため


これまでの批判的な声には

有害な恥ずかしさや

隠された意図が残されています


"自分にやさしく"とは

自分の中にある感情に

やさしく接することです


時には

悲しみ

傷つき

恐れを感じるのは

とても人間らしいことです


このような感情に

注意を払い

親しみやすいスペースを

確保することは

弱さではなく

強さの証しです


感情に優しく接することは

感情に余裕を持たせる

一つの方法です


感情に圧倒されるのではなく

感情と一緒にいることができます


その(なんとなく感じるセンス)

あなたは仲良くしてくれますか?


あなたは

その(なんとなく感じるセンス)

内側にあるものに挨拶できますか?


その隣に座ることを

想像してみてください


傷つきやすい子供に

付き合うように


その感情に

付き合ってあげられますか?


このように自分自身と

優しく向き合うことが

恥ずかしいや

情けないつらいの

解毒剤となります


自分と戦ったり

自分を修正したり

変えようとするのではなく


自分の経験が展開する

あるがままに…


ただ一緒にいることで

心の平和を

見つけることができます


自分の経験を

ありのまま受け入れること


押し殺してしまうと

往々にしてその感情は

戻ってきます


例えば

アルコールを飲んだりして

自分の感覚を麻痺させたり


怒りや非難によって

自分の痛みを

他人に転嫁したりするなど


自分や他人を破壊するような

行動をしてしまいます


自分を愛するということは

自分の感情をありのままに

経験することです


私たちはしばしば

不快な経験を押しのけて

楽しい経験に

しがみつこうとします


しかし楽しいことに執着したり

つらい気持ちを嫌ったりすることは


自分自身にさらなる

苦しみをもたらします


恐怖心や恥ずかしさなどの

微妙な感覚が

経験したこと


自分の中で生かすことを

妨げてしまうのです


例えば

悲しみや傷つき

不安を感じる(見せる)


自分は弱い人間だと

思われてしまうかもしれませんね


あるいは"感じてはいけない"

というメッセージを受け


他人から批判されることを

恐れているのかもしれませんね


わからないことを

受け入れることができる


自分に正直になれば

自分が何を感じているのか…


以外と

はっきりとしていないことが

多いことに気づくかもしれません


私たちの気持ちは

しばしば曖昧で

ぼんやりとしています


もし私たちが一時停止して


曖昧さを受け入れる余地を作り

ぼんやりとした感情を辛抱強く

歓迎し探究することができれば


それらは徐々に

明確に焦点を当てることが

できるかもしれません


ですから"フォーカシング"

という言葉があるのです


例えば

相手に対する怒りに気付く時


その下にはもっと深いものが

潜んでいるかもしれません


氷山の一角は見えていても

その下にあるものを

見るためには

もっと深く自分の海に潜り

目を凝らす必要があるのです


人間の感情は

歓迎すべきものです

感情を敵ではなく

味方にするためには

感情との付き合い方を

考えなければなりません


感情には

賢明なメッセージが

含まれていることがあります


感情に対して

温かく親しみやすい

態度をとることができれば


感情は私たちの人生の旅の

大きな味方になってくれる

可能性が高くなります


そして新たな意味や気づき

ブレイクスルーが生まれ

人生がより充実したものに

なっていきますよ