法句経(ダンマパダ)

真理のことば

ブッダの言葉に一番近い経典


愛結(煩悩)は葛藤の如し


正道を妨げる煩悩を

葛藤に例えます


二元性から生じる

心に

執着してはならないとの

教えです


心が創り出す実体がない

幻影の世界

人間界もその幻に過ぎない


こうしなければならない

こうしてはいけない


二元的な執着心では

葛藤は避けられません


葛と藤、くずとふじ


蔓が樹木に絡み付き

枯れていくように

人が愛欲や欲望の蔓に溺れ

自滅への道を歩むさまが葛藤


葛藤断句


禅の世界で

葛藤は

難解な言葉や知識のみに囚われ

何時までも論議が終らない事を意味し


その議論を断ち切る事を

葛藤断句というそうです


かつ、くず

かずら、かたびら、つづら

かず、かつら、かど、さち、つら

葛城市、葛井寺、葛飾区


「匃()」は

「勹」と「亡」から成る悪字


逃亡する人

という字で

そこから

乞うという意味があるという説

人が物を失う

持っていないという字で

そこから

乞うという意味がある説などがある


古代王家の名門

葛城

にこの字を充てる意味


とう、ふじ

かつら、つ、ひさ

つるが上によじ登る草

藤井寺市


藤原鎌足(中臣鎌子/豊璋)

645年以来

多くの罪なき聖人たちを

虫のよう扱い騙し

虐げ殺し


いまだに

我が国に君臨し続ける家


葛城と藤原の

葛藤断句

ようやく日本も

二元性の

葛藤が終わり


乙巳の変以前の

倭国まで戻り

全ての共存を目指す

新たな共和国がつくれたらいいですね