昨日は、4クール終了した抗がん剤の効果判定のためCTを受けてきました。

 

精密検査というよりは、進行状況の確認程度のものだったので、検査15分後には結果が出て診察を受けるというものでした。(こんな簡単に結果がわかるなんて驚)

 

まずは整形外科。

 

私の胸椎・腰椎・骨盤などかなり転移しまくっており、特に2つの胸椎は完全につぶれてしまっていましたが、診断結果より潰れてしまっていた骨は順調に骨再生化が進んでいるとのこと。

先月のレントゲンでも良い兆候が見られていたので安心はしていましたが、更に石灰化が進んでいました。

 

次に腫瘍内科へ。

扉を開けるなり「良くなってるよー」と主治医。7月に取った画像と今回のとを比べ、細かく説明してくださいました。

 

実は、前回の画像はあまり細かく説明を受けていませんでした。肺や胸膜、心嚢にあるのは説明でわかっていましたが、どこにどれだけあるかは聞いていませんでしたし画像は見ていませんでした。その1か月前(腰手術前)にもCTやMRIをとっていたのですが、1か月間で急激にがんが進行してしまい、あれよあれよという間に肺や心嚢に水が溜まった際に前回より進行したためと話を聞いていただけ。もちろん画像を見たいといえば見せてくれたでしょうが、もうそんな気力もなかったし、悪くなった現実を目の前にしたら生きることに諦めてしまう。。そんな気持ちがあって、主治医にお願いしませんでした。主治医もそんな私を察して、あえて現状を突き付けなかったんじゃないかな。

 

実際に以前の画像を見ると、なんと肺や心嚢だけでなく、肝臓にも転移があった汗

心臓は水に覆われ(約800ml)、肺もほとんど機能できないくらい水だらけ(約4L)、、、

そりゃ苦しかったわけだよね。もう、末期中の末期患者だったのね、、私汗

 

ところが今回の画像を見ると、肺も肝臓も綺麗くっきり、内臓に関しては主だった癌の形跡は見られないとのことでした。。ということは癌が消えた??????

 

PET検査とか細かい精密検査ではないので100%消滅したかはわからないけれど、明らかにというか劇的に癌が消滅したのは確かのようです。

 

消滅具合の細かいことは主治医には聞きませんでした。おそらく薬が効いて一時的に好転したけれど、またいつどうなるかわからない、、そう思っている感じがしたので苦笑

 

主治医は今後の治療方針として、抗がん剤はやめずあくまで一時期間の休薬を勧めましたが、私からホルモン治療に変更したい希望を伝え、早速抗がん剤からホルモン剤(投与&内服)に治療法が変わりました。

 

ずっと体調が良かったので小さくなっているとは思っていましたが、5か月足らずでここまで消えてくれていたとは。。本当に良かった。。

 

でもここからが、本当の意味で自分の治癒力の腕の見せどころ。今回の癌の縮小はやはり抗がん剤の力も大きかったと思う。抗がん剤から離れるのは正直不安があるのも事実です。でも、このまま続けていてもいつかは効かなくなるのは目に見えているので、自分の治癒力の底上げに全力を注ぎ、もう二度と抗がん剤に戻らなくてもいいように頑張りたいと思います。

 

検査結果が出てすぐに相方に報告。

残業で帰りが遅かったにもかかわらず、シャンパンでお祝いしてくれました(お酒やめてないことがばれましたね笑)

 

周りの支えがあって、この回復につながったと心から感謝しています。まだまだ死ねない。気を緩めず楽しみながら頑張ろうと思います。

 


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