毎週水曜日は、日曜日の主日礼拝のメッセージをお届けしています。
第5週目の主日は、「信徒礼拝」を捧げています。牧師がメッセージをするのではなく、信徒の皆さんによる礼拝です。
まだ「教会」の組織が固まっておらず、「礼拝」や「聖餐式」の形式も整っていなかった時代、信徒たちが聖霊の導きによって捧げていた喜びの礼拝をイメージして捧げました。
5月31日 信徒礼拝
主題「喜びとまごころを持ってー神の恵みを分かち合う群れ―」
聖書:使徒行伝2章42~47節
(一部のみ抜粋)
「一同はひたすら使徒たちの教えを守り、交わりをなし、共にパンを裂き、祈りをしていた。
そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンを さき、よろこびとまごころをもって、食事を共にし、神をさんびし、すべて の人に好意をもたれていた。」(42.46.47節)
はじめに
初代教会の人々は、家々に集まり、聖書の言葉を聞き、祈り、パンを分かち合い、神を賛美しました。
パウロはそのような教会の姿を、
「詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主に向かって心から賛美の歌を歌いなさい」(19節)
と語っています。
今回の信徒礼拝では、そのような初代教会の喜びの礼拝を思いながら、一人ひとりの愛唱讃美歌と信仰の証しを分かち合いました。
1.讃美歌66番―三位一体主日のさんび
(1節)
聖なる 聖なる 聖なるかな
三つにいまして ひとつなる
神の御名をば 朝まだき
起き出でてこそ ほめまつれ
今年90歳になられるO さんが、戦後間もない7歳くらいの頃にお母様に連れられて行った教会で、初めて歌った讃美だそうです。
ことばの意味もよくわからないまま歌ったと言っておられました。けれども、神さまの御名をほめたたえながら、80年以上神さまと共に過ごしておられます。
はじめに、三位一体主日にふさわしい讃美を捧げました。
2.讃美歌54番「喜びの日よ」
(1節)
喜びの日よ、光の日よ、
慰めの日よ、憩いの日よ、
代々のみ民の み前に伏し
こよなき御名を たたえし日よ
Iさんの愛唱讃美歌です。Ⅰさんが、「証し」をしてくださいました。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリストイエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケの信徒への手紙Ⅰ5:16-18)
16歳で受洗したので、今年ちょうど50年になります。クリスチャンになったから人生が豊かになり、幸せな日々を過ごせるということはありません。むしろ信仰があるがゆえに、悩んだり苦しんだりすることも多くありました。
神さまが私たちに「いつも喜んでいなさい」と望まれていても、そのような思いで生きることはなかなかできません。時に信じていることが見えなくなる、わからなくなることさえあります。
20代の時にインド(旧カルカッタ)に行ってマザーテレサの施設「死を待つ人の家」を訪問したことがあります。マザーテレサにもお会いしました。
多くの貧しい人への奉仕をしたマザーテレサでさえ、「神は私を愛しているのか、私の働きは神に喜ばれているのか、わたしはわからない」ということがあったそうです。
信仰に近づこうとすればするほど見えなくなる、わからなくなることもあります。
社会の在り方との間で悩み、何を選ぶのかを迷います。イエス様が語られた「神の国」は、この社会の価値とは異なる軸だからだと思います。
おそらく残された人生も悩み続けることでしょう。しかし終わりの日(死を迎える日)が来た時に、信仰を持って生きた日を振り返って「私の人生は喜びの日、慰めの日々」だったと感謝できるといいなと思い、好きな讃美歌として選んでいます。
3.讃美歌271「いさおなきわれを」
(1節)
勲(いさお)なき我を 血をもて贖(あがな)い
イェス招き給う み許(もと)に我ゆく
Just as I am, without one plea,
But that Thy blood was shed for me,
And that Thou bid’st me come to Thee,
O Lamb of God, I come! I come!
89歳になられるKさんが、中学生のときにアメリカの宣教師に初めて英語で教えてもらった讃美歌。
「いさおなき」と訳された「without one plea」は、「自分では救われるために、何一つ功績もないけれど」という意味。「こんな私だけど」という意味なのだと教えてくださいました。
Kさんは、この讃美に導かれて青春時代に洗礼を受けられたのでした。
4.主の食卓(パン裂き)
まだ、「聖餐式」の形式が定まっていなかった時代の「パン裂き」。イエスさまの教えを思い巡らしながら、皆さんと
「パン裂き」をしました。

そして、感謝の祈りを捧げて、

改めて、神さまへの信仰を口で言い表しました。

5.祈りは聞かれる さんびしよう♪
Uさんが、自分で作られた讃美を、お連れ合いのSさんの伴奏で歌ってくださいました。


イエスさまが教えてくださった「主の祈り」を
祈りました。

6.讃美歌234番「昔、主イエスの播きたまいし」
(1節)
昔 主イエスの 播きたまいし
いとも小さき 生命(いのち)の種
芽生え育ちて 地の果てまで
その枝を張る 樹とはなりぬ
(4節)
父なる神よ み名によりて
世界の民を ひとつとなし
地をばあまねく み国とする
み誓いを速(と)く はたしたまえ
Nさんが、ミッションスクールの大学の入学式で初めて歌った讃美歌です。それまで、キリスト教とは無関係であったNさんですが、その後30歳で洗礼を受けられました。
7.感謝のささげもの

8.共同の祈り
心を合わせて、皆で祈りました。
戦争や紛争が収まりますように。感染症や災害から守られますように。戦禍と災害に遭われた方々の命と暮らしが守られますように。為政者がみ心にかなう正しい判断をすることができますように。
高齢者や心身に弱さを覚えている方々の健康が守られますように。病を得ている方々に、主の癒しと平安が与えられますように。
子どもたちがのびのびと、心身ともに健全に成長できますように。
聖霊に助けられ神の愛と平和を宣べ伝えることができますように。
9.讃美歌Ⅱ161「輝く日を仰ぐとき」感謝のさんび♪
(3節)
み神は 世びとを愛し
ひとりの み子をくだし、
世びとの 救いのために
十字架にかけたまえり。
わがたま、いざたたえよ、
聖なる み神を
わがたま、いざたたえよ、
聖なる み神を。
89歳になられたHさん。1995年の阪神淡路大震災で、「神よ、どうして!」と思う体験をされました。
けれども、その後、悲惨なだけではない、人と人とが助け合う美しい光景もたくさん見られたそうです。
そんな中、レーナマリアさんのコンサートで、この讃美歌が歌われたのだそうです。
「神のなされることは、皆その時にかなって美しい。」(伝道の書3:11)
10.さあ、それぞれの場に遣わされていきましょう!
最後に、牧師が派遣の言葉(ローマ人への手紙15章13節) を伝えました。
「どうか、望みの神が、信仰から来るあらゆる喜びと平安とを、われらに 満たし、
聖霊の力によって、望みにあふれさせて下さるように。
行きましょう。主の平和のうちに。」アーメン。
最後は、N さんがリードオルガンで黙祷の奏楽をしてくださいました。

皆さんと、平和の挨拶を交わして、礼拝を閉じました。
おまけ(第二部)
礼拝のあとは、いつも「愛餐会」があります。
みんなで一緒にお食事をしました。「三位一体散らし寿司」でした。(どこが?

)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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