あいのかたち。


男女間の愛の形は本当に色々あると思う。


これもそれをテーマに描かれた

30分強の短編映画である。


実際にあった事件をモチーフに描かれていて

その事件を当時も見ていた私は

犯人側の気持ちが分かってしまった。


色んな愛の形はあれど

自分を疲弊、消耗させながら

愛し続けるのは苦しい。


しかも自分はオンリーワンじゃない。

代えがきく「おもちゃ」のような

存在なんだと気付かされた時。


自分が愛した人が

「存在しない架空のキャラクター」の様な

存在だった時。


でも過ごした時間、記憶は

確かにそこにある時。


そんな時、自分はどうするのか。

そんな事を考えさせられる映画だった。


男性より女性の方が共感は出来そうな

映画だと思いました。