ノヴァーリスのブログ

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1.恋愛の多層構造ペタしてね

心は、多層構造になっている。
なので、恋愛についても多層構造になる。

第1層に、本能の性的欲望の世界がある。
恥ずかしいが、これが無いと子孫が出来ない。
そして、男性は、どんな美女に対してもやがて必ず飽きて、違う女性、特に若い女性に惹かれるようになっている。
ただし、年を取ると淡白になる。女性の肉体美にすら、花を見るかのように純粋に美そのものを感じることのほうが多くなり、あまり欲望は覚えなくなる。

第2層に、深い情の世界がある。
「自他一体」「同悲同苦」の言葉通り、自分と相手が違う肉体に宿っているのが不思議に思えるほどに、相手の喜び・悲しみ・苦しみが、自分のことのように感じられる。
好きな相手のためなら、時に命を捧げることすら惜しくない。
自分の欲望は諦めても、それで相手が本当に幸せになるのならば、寂しいけれども嬉しかったりする。逆に、自分の欲望が、相手を苦しめるならば悲しかったりする。
それほど深く思ったりしても、長く会わなければ「去る者は日々に疎し」で、気持ちは段々薄れていく。

第3層に、相手に神仏の子としての輝きの実現を求める世界がある。
相手に、人間として生まれた地上的幸福よりも、人生の目的の達成、あるいは地上での使命を果たすように求める世界がある。
実際、相手の中に、この世ならざるキラキラしたものキラキラを幻視することなしに、恋愛は成立しないのでは無かろうか。
その理想を実現する過程、すなわち霊眼でしか見えぬビジョンを肉眼で見える現実にする過程が、恋愛成就や結婚などへのプロセスと思う。

第4層以降もあるかも知れない。
しかし、きっとそこは神仕組みの世界だろう。すなわち、特別の使命が与えられた人間以外には知らされず、隠されている世界であろう。

2.恋する女性の種類

第1層、ご自身の性的欲望を満たしたくて、追いかけてくる女性が居る。ウザい。
ウザいから安珍は逃げたのに、追いかけて来る清姫のような女すら居る。怖い。

第2層、情の深い女性が居る。まるで愛情深いオカンだ。
でも、オカンのような女性に甘えていると、男はスポイルされる。
さらには、こういう女性を見つけては上手に甘え、食い物にするのが得意な男も居る。

第3層、男性に神仏の子としての本来の使命を果たすように求めてくる女性が居る。
こういう女性は、厳しい。男の甘えを許さない。
男が、人の悪口、愚痴や不平不満、また、人のせい環境のせいにしてグズグズ言っていたら、黙って話を聞いてはいるけれども、やがて、男が自分で結論を出して立ち上がるのを待っている。
相手を深く信じている。
どんな時でも男を信じてキラキラした目で見つめるのかと思えば、男がなかなかその信頼に答えない時は、男を悲しそうな顔でキッと睨みつけたりする。
だから男は、何度でも立ち上がるのだ。

私は、恋されるなら、3番目がいい。

4番目もあるかも知れない。女の姿をした神だ。
夢では見たことがあるが、地上で出会ったことはない。
既に地上で出会っていても気づけていない可能性もあるが、ならば私はその程度の人間ということだ。

3.私の反省

振り返ると、私はいつも、第2層、すなわち、女に情けを掛けて失敗をする傾向がある気がする。
これからは、女に優しくし過ぎるのはやめよう。第3層のような付き合い方で臨もう。
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