2026年2月10日18時~品川TKPにて、私たちAZUは会社側との団体交渉を行いました。
今回の交渉は、労働環境の改善に向けた重要なステップとして、労使双方が真摯に意見を交わす場となりました。
昨今の社会情勢の変化に伴い、私たち労働組合に求められる役割も大きくなっています。今回の交渉で議論された主要なテーマについてご報告いたします。
1. 新体制への期待と「実行力」の注視
今回の交渉には、新たに就任された労務部長が出席されました。会社側からは労働条件の改善に尽力する意向が示されましたが、私たち組合は、それが具体的な行動として結実するかどうかをしっかりと注視していくことを伝えています。
また、以前から継続的に協議を行っている課題についても改めて指摘しました。会社側からは「改めて経緯を整理・検討したい」との要望があり、現在はその回答を待っている状態です。透明性の高い組織文化を築くため、妥協のない議論を続けてまいります。
2. 労働時間の適正化と「講演会時における労働」の取り扱い
ワークライフバランスの改善は、社員の健康と生産性の向上に直結する最優先課題です。
- 統一的なルールの策定: 各部門でバラバラだった時間外労働の判断基準を統一し、厳格に管理することを求めました。
- 業務に伴う懇親会の扱い: 議論の中では、業務の一環として行われる講演会後の情報交換会での時間外労働としての取り扱いについても、適切な基準を設けるよう交渉を行いました。
- 実態に即した勤務申請: 実際の労働時間と申請内容に乖離が生じないよう、労使で共通の認識を確認しました。
会社側からは「現在ルールの徹底を検討中」との回答を得ており、早期の実現を求めています。
3. 働きやすい職場環境の構築
私たちは、ハラスメントに関する情報を会社側に提供し、防止策を講じるよう強く訴えました。特に、事実確認の際に行われるヒアリングにおいて、対象者に過度な心理的負荷がかからないよう配慮を求めたところ、会社側からも改善の約束を得ることができました。
誰もが安心して意見を言える、健全な職場環境こそが企業の成長を支えると確信しています。
4. 医療倫理に基づいた適正なプロモーション
製薬企業の一員として、私たちは「患者さん第一」の倫理観を大切にしています。
- ガイドラインの遵守: 薬剤のプロモーションにおいて、最新の医療ガイドラインから逸脱することなく、適切な診断に基づいた適正な使用を推進するよう確認を求めました。
- 現場と戦略の乖離解消: 現場の実態に即したアプローチを行うため、今後の交渉には関係部署で働くメンバーの出席も視野に入れ、より現実的な改善策を提案していくことで一致しました。
5. 今後の展望
今回の交渉を通じて、会社側の姿勢には具体的な解決策を模索しようとする前向きな変化が感じられました。
私たちは今後も、定期的な労働環境の評価や健康管理プログラムの導入など、具体的な提案を続けていきます。労働組合と会社が対等なパートナーとして協力し、より良い職場環境を実現することで、誰もが安心して自分らしく働ける職場を一緒に作っていきたいと考えています。今後も進展があり次第、皆様にご報告いたします。
東京管理職ユニオン: info@mu-tokyo.ne.jp(アストラゼネカ社員以外の方)

