車道の中央分離帯に生えている雑草が黄色い花をつけている。
透き通るような黄色が瞬間、目に飛び込んでくる。これって雑草みたいだけど、庭の花として植えても十分楽しませてくれそう。
庭の花と雑草、そんな区別をしたのは人間の勝手。どちらも自然の一部であることに違いはない。これは花屋でも売っている人の手がかかった花、こちらは人の手つかずのまま咲いている花。
私たちはナチュラルなものを優位にしている。そこに人の手がかけると花屋で売る花になるが、そんな花も人の手がかかりすぎると魅力がなくなる。造花にまでなると、まったく違ったものになってしまう。
ナチュラルと人工、このバランスが現代文明のあらゆるところで問われている気がする。
アジサイとカタツムリのお見合い
(カタツムリの存在はわかるだろうか!)
