朝の9時から手術が始まり
15時半に終わりました。 
 


「終わりましたよー」とか
色々聞こえて、意識が戻りました。
手術室を出たようです。 
でも目を開けている余裕がありません。
意識が戻った瞬間から
溺れているような感覚です。
酸素マスクつけてますが
息が以前のように全然吸えません。 
麻酔の影響でまた意識を失いました。



1時間後、目を覚ますと病室でした。
猛烈な背中の熱さと違和感、
ひと呼吸で吸える空気の少なさに
かなり動揺しました。
焦って規則正しく呼吸できません・・。
慌てて酸素マスクを外して、
痛いの覚悟で上半身起き上がりました。
そばにいた担当看護師に即怒られました。



こんな苦しい状態で大丈夫なんだろうか?
気づけば紙オムツをしていました。 
尿道には管がつけられています。
点滴の管、心電図の線、
背中から麻酔を入れる管、
酸素の値を確認する線、
右脇の下にはドレーンの太いチューブ、
管から血がダラダラ。



息苦しくて嫁と話す余裕もないです。
時間が経つのが長く感じます。
横にも向くことができず、
ひたすら天井。

夜中は背中が熱いような痛いような。
呼吸をするのに一生懸命で寝れません。 
何度もナースコールしました。



結局手術前の13日の晩、
手術後の14日の晩、
一睡もできずに15日を迎えました。
15日の朝はまわりの方が
朝ご飯を食べる音を聞いていました。
羨ましかったのを覚えています。
当たり前に食事ができるって、
ありがたいことだと思いました。



そんな自分もお昼から初の飲食OK
食べているときは息苦しくて
のみ込んだあと呼吸を整えます。
昼食の半分くらいを無理して食べました。
1時間以上かかりました。  

看護師さんに尿管をとってもらいました。
手術の翌日から歩行するようにとのこと
なので、看護師と一緒にトイレへ。 
オムツをとってもらいました。
座っておしっこします。
尿道から激痛。
術後の辛さから
看護師さんに見られて恥ずかしい
どころではありません。



そして15日の晩になりました。