卵巣がんの治療を終えて3年が過ぎました | きげんよく暮らす

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淡路島に帰り高齢の両親との生活に。思いがけない病気になったり、両親の老いからの問題がいろいろ出てきたり日々いろんなことがありますが、少しでもきげんよく暮らせたら…と。

うだるような暑さが続く毎日。

外にいるのが好きなnekoちゃんは、こんな時どこにいるんだろう?と思っていたらこんなところで涼んでいました。

 

 

裏庭のナンテンの木の根元。

石に頭と足をあてて冷やしてるようです。

賢い!

 

卵巣がんの治療を終えて3年が過ぎました。

ちょっとホッとしています。

3カ月毎の検診の間隔が空くかと思っていたら、まだ当分このままということでがっかり。

まあ、島外に出るので気分転換にもなるのですが。

卵巣がんは、他のがんに比べて5年以内の転移が多いからだそうな。

 

卵巣がんの治療を受けた前々年の子宮の検診で、頸がんだけじゃなく体がんの検査もしておこうと受けたのですが、なかなかうまく器具が入らず痛いし出血してくるしで、Drもあきらめ、できずでした。

それで懲りて、翌年は検診を受けず。

やっぱり受けとかなきゃと行った2年ぶりの検診で、なぜかDrが膣からのエコーをしてくれて異常が見つかったんです。

下腹部の触診や内診もせずにすぐエコーだったので、前に体がんの検査ができなかったことを気にしてしてくれたのかしら?と勝手に解釈しています。

 

腫瘤がかなり大きいからとすぐにMRIを撮ってもらえ、その日のうちに専門病院受診の予約をすることができました。

その一月後に入院、手術ができたので、かなりラッキーだったと思います。

コロナ禍が始まって間もない時期でした。

 

食事や生活に気を配り、健康、体力には自信があったのでがんの診断を受けた時はビックリしました。

でも、あとから考えると、あの時…と思うことがあります。

一つは、突然の38度を超える発熱と腰の痛み。

初めて行ったクリニックで、「尿検査の結果泌尿器系 は問題なし。熱が続くようならまた来て下さい」と言われたけれど、一日で治まったのでそのままに。

あの時、お腹の触診をしてくれてたら腫瘤に触れただろうに。

 

もう一つは市民健診で ひっかかり、大腸の内視鏡検査を受けた時。

便があちこちに残ってて、洗い流しながらの検査で身の縮む思いでした。

それまで10回くらい内視鏡検査を受けたことがあるのですが、そんなことは初めて。

いつもピンク色のきれいな腸の粘膜が見えていました。

腫瘤が大腸を圧迫して、前処置で腸をきれいにできなかったのでしょう。

その時に、変だな?と思えればよかったのですが。

まあ、うまく見つけてもらえたんでラッキーだったのでしょう。

 

赤ちゃんの頭くらいの腫瘤がお腹の中に隠れてたのが不思議です。

外から見て、おなかポッコリという感じじゃなかったんですよ。

ふつうに年齢相応に?下腹に肉がついてる感じ?

 

卵巣がんは、健診では検査しないので手遅れで発見されることも多いようです。

友人たちには、「子宮がん検診の時にたまには卵巣も診てもらって!」と言い回っています。