きげんよく暮らす

きげんよく暮らす

淡路島に帰り高齢の両親との生活に。思いがけない病気になったり、両親の老いからの問題がいろいろ出てきたり日々いろんなことがありますが、少しでもきげんよく暮らせたら…と。

キーウイの葉がみっしりと茂り、天然の屋根のよう。

午前中はまだ熱気がたまっていないので、この下は風が通り抜けて涼しい。

今年もキーウィは豊作のようです。

大変なのは剪定だけ。

首に少し問題があり反らす動作が負担になるので、気をつけて作業しています。

私一人でするとなるときびしいなー・・・

あとは何もしないで実をつけてくれるんですが。

 

 

やっと、体重が50.5-51キロの間で安定するようになりました。

 

卵巣がんの手術をするまで、体重は30年くらい57キロ前後を行ったり来たりでした。

卵巣がんの術後、一挙に5キロくらい減。

その後、抗がん剤治療を1クールした時に一時的に減りましたが徐々に増え、52キロ前後で安定していました。

 

それが、5月6月の体調不良で一気に49キロ台に。

私の人生で50キロを割る日が来るとは!と、ちょっとショックでした。

 

卵巣がんの手術を受けたのはコロナ感染が始まった頃で、手術の立ち会いに両親は高齢で無理だし、弟は関東で難しいし…と、ダメ元で「友人でも大丈夫ですか?」と相談してみました。

そしたら、あっさり「いいですよ」の返事。

取ったものを見たいんですが…と言うと、取ったものはすぐ処理するから無理と。

じゃあ、写真に撮ってもらうのはどうでしょう?と聞くと、いいですよと。

友人が、手術の後の説明を聞く時に写真を撮ってラインで送ってくれました。

 

赤ちゃんの頭くらいの卵巣、子宮、大網(胃の下部から垂れて腸の前面を覆う膜)、そしてリンパ節と結構な量でした。

5キロくらい体重が減るのももっともです。

それにしても、病院の対応が柔軟になっててびっくりでした。

家族のいない人の入院が増えているからでしょうか?

あんまりエアコンを使いたくないので、日中は涼しいところを探してウロウロ。

父は暑さ、寒さに弱く、一人でエアコンを入れた部屋にお籠もり。

母は逆に暑さ、寒さに強いので扇風機もあまり使わない。

私はその中間。

まあ、いなかの古い家で、部屋数だけは多いからできることかも。

 

震災で傾いたのを無理やり起こし、鉄骨で支えてる裏座敷。

ふだんは使わないものの置き場所になってる部屋ともう一部屋あります。

先日、久々に雨戸を開け片付けてそうじをしてたら、なんだか涼しい。

以前から午前中は日が当たらないんで涼しい時間帯もあったんですが、はて?と。

すると、裏手の木々がいつのまにか大きくなっていて、一日を通して大きく日陰を作るようになっていたんです。

ラッキー!

 

うちは海抜40メートルちょっと。

なぜわかるかって?

南海トラフのことが頻繁にニュースで流れるようになった時に、心配になって調べました。

国土地理院の海抜がわかるウェブ地図です。

40メートルを超す津波が来るところもあると言われてますが、この高さなんだ・・・と信じられない思いでした。

まあ、それだけの高台に家があり、海からの風が遮るものもなく上がってくるので涼しい!

午前中は確実に涼しいのがわかったんで、これからはここで過ごすことになりそうです。

 

 

遠くに薄く海が見えます。

よく風が入るように木の枝を切ったら、見晴らしもよくなりました。

 

うだるような暑さが続く毎日。

外にいるのが好きなnekoちゃんは、こんな時どこにいるんだろう?と思っていたらこんなところで涼んでいました。

 

 

裏庭のナンテンの木の根元。

石に頭と足をあてて冷やしてるようです。

賢い!

 

卵巣がんの治療を終えて3年が過ぎました。

ちょっとホッとしています。

3カ月毎の検診の間隔が空くかと思っていたら、まだ当分このままということでがっかり。

まあ、島外に出るので気分転換にもなるのですが。

卵巣がんは、他のがんに比べて5年以内の転移が多いからだそうな。

 

卵巣がんの治療を受けた前々年の子宮の検診で、頸がんだけじゃなく体がんの検査もしておこうと受けたのですが、なかなかうまく器具が入らず痛いし出血してくるしで、Drもあきらめ、できずでした。

それで懲りて、翌年は検診を受けず。

やっぱり受けとかなきゃと行った2年ぶりの検診で、なぜかDrが膣からのエコーをしてくれて異常が見つかったんです。

下腹部の触診や内診もせずにすぐエコーだったので、前に体がんの検査ができなかったことを気にしてしてくれたのかしら?と勝手に解釈しています。

 

腫瘤がかなり大きいからとすぐにMRIを撮ってもらえ、その日のうちに専門病院受診の予約をすることができました。

その一月後に入院、手術ができたので、かなりラッキーだったと思います。

コロナ禍が始まって間もない時期でした。

 

食事や生活に気を配り、健康、体力には自信があったのでがんの診断を受けた時はビックリしました。

でも、あとから考えると、あの時…と思うことがあります。

一つは、突然の38度を超える発熱と腰の痛み。

初めて行ったクリニックで、「尿検査の結果泌尿器系 は問題なし。熱が続くようならまた来て下さい」と言われたけれど、一日で治まったのでそのままに。

あの時、お腹の触診をしてくれてたら腫瘤に触れただろうに。

 

もう一つは市民健診で ひっかかり、大腸の内視鏡検査を受けた時。

便があちこちに残ってて、洗い流しながらの検査で身の縮む思いでした。

それまで10回くらい内視鏡検査を受けたことがあるのですが、そんなことは初めて。

いつもピンク色のきれいな腸の粘膜が見えていました。

腫瘤が大腸を圧迫して、前処置で腸をきれいにできなかったのでしょう。

その時に、変だな?と思えればよかったのですが。

まあ、うまく見つけてもらえたんでラッキーだったのでしょう。

 

赤ちゃんの頭くらいの腫瘤がお腹の中に隠れてたのが不思議です。

外から見て、おなかポッコリという感じじゃなかったんですよ。

ふつうに年齢相応に?下腹に肉がついてる感じ?

 

卵巣がんは、健診では検査しないので手遅れで発見されることも多いようです。

友人たちには、「子宮がん検診の時にたまには卵巣も診てもらって!」と言い回っています。