(↑ちょしゃきんえい😣)

拝啓、皆様こんばんは

4月16日に書きました第17章からの続きで第18章に入ります。

第18章、入ります!

チョロの方角に城太郎は歩きました。

チョロの前の道を左に曲がる事にしました。

観光客相手のボリ価格のメシ屋がありました。

場所が良いから家賃が高い上に更に庭主の区役所さまに納めるショバ代(庭代)も高いと言う事もあるんでしょうけども店の主(あるじ)が更に便乗してガメつく稼ぎ込みをしてる訳です。

中央集権国家で幕藩体制の日本ではお上の幕府に年貢米の税金を納めると言うか毟(むし)り取られる訳ですけど広域暴力団的システムのお墨西哥合州国さまでは年貢タコスの税金の他にショバ代とかみかじめ料などを区役所さまに納めると言うか取られるシステムなんです。

メキシコシティの市政府とか区役所の運営方法は日本のヤクザの組織のやり方に似てるんです。

道の左側は耶蘇寺です。


何かの博物館みたいに使われてる場所かも知れません。

城太郎は博物館だの美術館だのに興味が無いから良く判りません。



城太郎が話し掛けた先住民族のお姉さんがこの建物に入りました。

同じ民族衣装の人たちが居ました。

先住民族の人たちの中には連邦政府とか州政府から団子を食わされて取り込まれて融和させられる事を拒んで闘争を戦っている部族の人たちも居るんです。

以前はチアパス州の先住民族の人たちが反政府左翼ゲリラのサパティスタ民族解放戦線の人たちに合流してメキシコ合州国の連邦政府とチアパス州政府に対してAK47自動小銃などの武器を使って武力闘争を戦っていたんですけどもサパティスタ民族解放戦線は連邦政府との戦いに敗れて徹底的に討伐されてしまったんです。

現在は武力闘争を戦っている部族の人たちは居ないみたいなんですけどデモ行進とか座り込みなどの抗議活動の手段を以て闘争を戦っている部族の人たちも居るんです。

メキシコシティ内で言うとベヌスティアーノ・カランサ区のモレロス地区のコミュニティに居るトリキ族の人たちがそう言う闘争をメキシコシティの市政府に対して戦ってるんですけどトリキ族以外の他の先住民族の人たちはメキシコ合州国政府とメキシコシティ特別連邦区政府に団子を食わされて取り込まれて融和させられたみたいなんです。

クラ●ディア・シェ●ンバウムの大棟梁選挙出馬の意思表示&決意表明だか何だかの寄り合いがあったこの日にソカロ広場の裏側とか市政府庁舎前に反シェインバウムの先住民族の部族の人たちが座り込みの抗議活動をしたらしいんですけども闘争を諦めたと言うか団子を食わされて融和政策を受け入れた部族の人たちは座り込みに参加しないで自分たちの商売に精を出したみたいです。

クラウディア・シェインバウムの対立候補のPAN(国民行動党)のソチル・ガルベスが先住民族出身で実業家として成功した後に政治家に成って先住民族の地位向上と差別撤廃の為に長年尽力した人だから団子を食わされて融和政策を受け入れた部族の人たちもソチルに投票する人たちが多いと思うんです。

だからこの人たちもシェインバウムを応援する為にソカロ広場に行かない訳ですけども座り込みの抗議活動とかにも参加しないで自分たちの仕事の商売をすると言う事みたいです。

城太郎はビリヤードが好きなのでビリヤードの事でしたらあそこのビリヤード場はスペインのRufesのテーブルが16台とトルコのZEKi BILARDO のテーブルが8台だったなどと言う事を良く覚えてるんですけど美術品だの民芸品だの骨董品だのには興味が無いからどうでも良いんですけどもそう言った民芸品だとか骨董品とかそう言うどうでも良い品物を売っているお店が固まって入ってるビルみたいでした。




逆光に成るから撮影条件が悪かったです。




ベヌスティアーノ・カランサ区のモレロス地区のコミュニティに住んでいるティリキ族の人たちは政府からの団子を食べて取り込まれる事を拒否して前メキシコシティ長官のシェイ●バウムさまに靡(なび)かなかった為に強制執行を受けて露店を撤去されたり家から追い出されたりしてそれに抗議する為のデモ行進や集会も強制執行で潰されたりしてるんです。

テロ行為などの暴力的な闘争では無いんですけどもティリキ族の人たちはメキシコシティ特別連邦区とメキシコ合州国の連邦政府に対して抗議行動の闘争を戦ってる人たちなんです。

アメリカ先住民族の人たちとかカナダの先住民族の人たちは団子を食べる事を潔(いさぎよ)しとせずに靡(なび)かずに戦った部族の人たちは討伐されて潰されてしまって今現在消滅しないで残ってる部族の人たちは団子を食わされた部族の人たちが融和されて牙を抜かれて生き残ってる訳です。

民芸品を売ったり先住民族の衣装で踊りを踊ってチップのお金を貰ったりして見世物芸みたいな事をしてる訳です。

城太郎はアメリカ先住民族の人を見た事は無いんですけどカナダのバンキューバーで見た事があるんです。

城太郎の奥さんのウメ星デンカ様と城太郎の娘のグーグーガンモと3人でカナダのバンキューバーに旅行した時に入ったメシ屋兼土産物屋に『この店は先住民族の店です』と言う看板が出てたんです。

政府からの先住民族に対する補助金を貰って団子を食わされた先住民族の人たちはお客さんが来ようが来なかろうが売り上げが上がろうが無かろうが補助金で食って行けるからか何だか判らないんですけどあまり仕事熱心じゃない感じでペッタンペッタンしてのんびりしてたんです。

城太郎は先住民族の生まれじゃないからこの人たちの気持ちは判らないし差別されて来て戦っても勝てないし仕方が無いから団子を食わされて取り込まれた人たちを批判する気は無いんです。

只、単に城太郎が見たり聞いたりした事を書き記してるだけです。

日本でも同じ事なんでしょうけど普通の庶民は自分が食べて行く明日の米の為に働く事で忙しいからデモ行進とか政治集会などに参加してる暇が無いんです。

日本の場合で言えば金権腐敗の与党の痔民党が駄目な事は国民の大部分が判っているのに野党(野盗)がもっと駄目だから痔民党の幕府が続いてる訳です。

まあ、宗教団体の組織票を取り締まらない限り日本の場合は民主主義の選挙に意味が無い気がします。

そんな事を考えながら建物を出てまた歩く事にしました。

第18章(完)
第19章に続きます。