萬山天鬼のメキシコシティの写真↓
カラーで撮った写真を白黒写真にしてみました。











(Sauce : Multimedios TV )
本日2023年12月15日(金)のメキシコシティの昼間の最高気温さまは18℃でお降水確率さまの方は40%でした。

(Sauce : Multimedios TV )
明日の土曜日からの三日間予報です。

(↑著者近影😣)

拝啓、皆さまこんばんは

今回はメキシコのテレビの報道ニュースのネタについて書きます。

『ガラスの城』と言う表題について説明しますと松本清張先生の小説のタイトルからのパクリですけどタイトルをパクっただけで内容は全然関係ありません。

日本ですと大谷翔平選手のドジャーズ移籍の話題とか痔民党の先生さまたちの裏金の話題ですとか埼玉県警上尾署刑事課の丹羽●由(36歳)と言う女性刑事が勤務中にスーパーで大根2本(被害金額210円)を万引きした上に79歳の女性警備員を突き飛ばして怪我をさせた為に万引きの窃盗罪で済んだ物を強盗致傷容疑で逮捕された事件などが報道されたみたいなんですけどアステカのメキシコは田舎ですからそう言うニュースは報道されなくてアステカ民の人間模様的な『人間交差点』的なドメスティックな事件だけどハラペーニョ味のタコス的なニュースが報道されてました...

前置きのペシャリはこのくらいにして置きまして本編に入ります。

本編、入ります!

(Sauce : Multimedios TV )

(Sauce : Multimedios TV )

(Sauce : Multimedios TV )

「12月8日に起きた麻薬組織のミチョアカン1家と住民グループが衝突した銃撃戦事件のあとで更に住民10数人が行方不明に成ったそうです...」

メキシコ州のTexcaltitlan市のテスカピージャ(Texcapilla)と言う所で先週の12月8日に事件が起きたんですけど、如何にもメキシコって言う感じの事件だったんです😣...
※Texcaltitlan👉テスカルティトラ(ン)と言う発音が難しいです。

Familia Michoacana (ファミリア・ミチョアカーナ👉ミチョアカン1家)と言う麻薬カルテルの組織が住民の農家の人たちからDerecho de  piso(デレーチョ・デ・ピソ👉みかじめ料)を徴収する為に住民たちに呼び出しを掛けて運動公園に出頭させたらしいんです。

ミチョアカン1家の幹部でこの地域の組のボスのEl Payaso (エル・パジャソ👉ピエロ)ことリゴベルト・デ・ラ・サンチャ・サンティジャンの1派がみかじめ料を取っていたらしいんです。

※Rigoberto de la Sancha (リゴベルト・デ・ラ・サンチャ)だけでも充分田舎者風でダサくて変テコリンな名前なんですけどSancha Santillán (サンチャ・サンティジャン)だからもっと笑える訳です。

日本のへっぽこヤクザのみかじめ料なんかは拒否ったところで殺されたりしないですしヤクザが嫌がらせをしたら警察に言えばヤクザは逮捕されるので断わればいいんですけどメキシコの凶悪な麻薬カルテルからのデレーチョ・デ・ピソの取り立てを断るのは命に関わるんです...

ですから命が惜しい人はみんな払う訳です。

ところが高いみかじめを取られる事に腹を立てていた住民たちがナイフや棍棒とかマチェテ(山刀)とかチャカとか散弾銃などの道具を揃えて麻薬組織の奴らに不意打ちでカマそうとした事から銃撃戦に成ったらしいんです。
※散弾銃は隠し持つ為に銃身と銃床(👉ストック)部分を短く切り詰めた物を用意したらしいです。

まさか農民どもが道具を揃えてカマして来ると思って無かったので油断していたミチョアカン1家側が不意を衝かれた事と先制攻撃の有利さを利用して住人側の戦死者が4人に対して麻薬カルテルの組員を10人始末してしかもその中に親分のパジャソが居たらしいんです。

この事件の時のニュース映像を城太郎はMultimedios TV の第6チャンネルで観たんですけど住人側が初めに1人1殺的な感じで10人のヤクザどもを殺したあとに撃ち洩らされた数人の組員がAK47自動小銃を連続発砲して住人を4人殺してから仲間の死体を置き去りにして逃げたみたいなんですけど後半は住人側が逃げ惑(まど)ってタタタン、タタタタタン、タタタンって言う感じのAK47の連続発砲音が響いてました。

住民側は奇襲作戦に成功したんですけど怒り狂ったミチョアカン1家の攻撃をそのあとに受けて多数の住人が拐(さら)われて行方不明に成ってるらしいんです。

(Sauce : Multimedios TV )

↑ミチョアカン1家に拐われた(と思われる)住人たちが拷問されたのちに殺されてバラバラ死体が発見された場所の山狩りと捜索に参加したメキシコ州知事のデルフィーナ・ゴメスさんです。

(Sauce : Multimedios TV )
まだ10人以上の行方不明者が居るそうです。

(Sauce : Multimedios TV )
 
「正義を実現して住民の生命財産の安全を担保する為に反社会団体の麻薬組織を掃討します。その為に私は大統領に国軍と国家警備隊を派遣して貰うように要請しました」

(Sauce : Multimedios TV )

城太郎はスペイン語の概念のまま日本語に訳さないで頭に入れてスペイン語の単語を覚えているのでSecretario(セクレタリオ)を日本語でどう訳すのか良く判らないんですけどゴメス知事の部下のセクレタリオの役職の奴が庁舎の前でインタビューに答えて現場に行ったゴメス知事の代わりに答えてました。

「デルフィーナ・ゴメス知事はロペス・オブラドル大統領に国軍と国家警備隊の派遣を要請しました」

(Sauce : Multimedios TV )

城太郎の感想を言わせて貰いますと麻薬カルテルの奴らと違って住民側はAK47などの自動小銃は持って無い訳ですけど自動小銃みたいなデカい物だと武器を持ってる事がバレますから拳銃だけでいいんです。

マフィア側が何人で来たのか判りませんけど例えば20人で来たとしたら住民側は40人で出て行って全員がチャカを隠し持っていて一斉に発砲してヤクザ1人に対して住民が2人かがりで発砲して全員を同時に瞬殺していれば問題は無かったんです。

テレビの画像から判断しますとカルテル側は15人くらいで住民側は数十人居た感じでした。

住民側の全員が分担してヤクザ者全員を同時に始末すれば反撃されて撃たれる事も無かったんですけど撃ち漏らした奴らに自動小銃で撃ちまくられて住民側にも戦死者が出た訳です。

緻密な計画無しに勢いでやってしまったから犯罪者側に報復された訳です。
今度やる時とか他の地域の人たちでやろうと計画してる人たちはそう言う点に気を付けて欲しいと思いました。

(Sauce : TV Azteca )
「グアダルーペ巡礼に来た足が不自由な人を警察官が助けたそうです」

(Sauce : TV Azteca)

(Sauce : TV Azteca)

まあ日本でもエスカレーターや自動エレベーターが無い駅が未だ多い訳ですからメキシコの事を言えないんですけどメキシコも日本と同じでバリアフリーと言う事に関しては遅れてる国だから階段の駅がまだあるんです。

国会議員の先生さまの伊●名夏子先生さまが200kgある電動車椅子を6人だか10人だかの駅員さんたちを使役して階段を担いで登らせたと言う事件がありましたけどみんながみんな伊是●夏子先生さまのように自己の権利を強硬に主張する強い精神力を持ってる人では無い訳です。

200kgの電動車椅子さまですから『玉座(ぎょくざ)』です。

重い玉座を民草に担がせた訳ですからI是名夏子先生さまは江戸時代の将軍さまみたいな人です。
拙者誠に感服仕(つかまつ)りました😣

先の大戦でマレー半島に敵前上陸をしてシンガポールまで進撃した山下兵團の廣島第五師團の工兵隊の人たちが突進を急ぐ為に川の中に腰まで入って戦車部隊の佐伯挺身隊の戦車やトラックを渡河させる為に木の板を肩で支えて『人間橋』を作って重い戦車やトラックを渡らせた事があるんです。

「東洋平和の為ならば」だとか「お國の為じゃけえ」と言う事で工兵隊の人たちは必死に重さに耐えて頑張った訳で苦行に耐える事に見合う大義の目的があったから必死に頑張れたと思うんです。

「済まんのう、堪えてつかあさいよ」と戦車隊の人たちが言うと「お國の為ですけん、遠慮のう来てつかあさいや」と工兵隊の隊長が言ったそうです。

欧米の戦車に比べて軽量な日本の戦車ですけど人間が肩で重さを支えるには大変な重さですから精神力だけで頑張った訳です。

伊是●夏子さんの電動車椅子の玉座を担がされた人たちは東洋平和の為でもお國の為でもなくて伊●名夏子将軍さまの為に重さに耐えさせられた訳ですから大義もなくて嫌だったみたいです。

「この先にエレベーターがある駅がありますからそっちで降りてからタクシーを使ってくれませんか?」と頼んだにも関わらず「私はこの駅で降りたいし降りる権利がある」と押されて玉座を担いで階段を登らせられたそうです...

国会議員の先生さまのI是名夏子先生さまは(伊是●先生さまに拠りますと)駅員の態度が悪かった事に御立腹なされたそうでございまして「JRの駅員に身障者差別をされました」などと言う事をツイッターに書いたら逆に炎上したそうです。

そうしたら「何で私を炎上させるんですか?日本には心が狭い人が多くて悲しいです」と言う事を発信しておられました。
(凄い先生さまです)

メキシコの場合は身体が不自由な人は家族の車で移動するのが一般的なんですけど家族が居ない人の場合は旅行を諦める人が多いんですけどグアダルーペ巡礼がしたくてこのおじさんは骨折してギプスの足でメキシコシティまで出て来てしまったらしいんです。

(Sauce : TV Azteca )
階段をおんぶして上ります。

(じじい重えよ、ってか骨折してんなら出て来んじゃねえよ)と心の中で思ったかも知れないんですけど不満さを態度に表さないで働く警察官です。

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : TV Azteca )

(Sauce : TV Azteca )

Estoy servirle(エストイ・セルビールレ)って言うのは訳し方が良く判らないんですけど『私はあなたのお役に立つ為に居ます』と言う意味で相手に感謝された時に謙遜する場面での決まり文句なんです。
日本語だと「何なりとお申し付けください」みたいな意味に成るみたいです。

「我々警察官は市民の人のお役に立つ為に存在してますから当然の事をしただけであります」
などとPBI(ペー・ベー・イー)と言う補助警察の純朴な感じの警察官が言ってました。

(Sauce : Multimedios TV )

「女性警察官が車に乗っていた妊婦の出産を助けたそうです」

(Sauce :  Multimedios TV )
【警察官が妊婦を助ける : ベヌスティアーノ・カランサ区プエブラ町】

(Sauce : TV Azteca )
【警察官兼産婆 : 自動車の中で出産】

(Sauce : Multimedios TV )

女性警察官が妊婦を助けて車の中で出産すると言う事は偶(たま)にあるのでけっこうテレビのニュースに出るんです。

こう言うニュースは偶にあるんですけど次のニュースはたぶん10万分の1とか百万分の1くらいの確率で奇跡的な話だと思うんです。

そのくらい稀(まれ)な事だからメキシコではテレビのニュースに出るんです。

何の話かと言うと落し物が戻って来たと言う話なんです。

日本だったら電車やバスの中に忘れ物をした場合にかなり高い確率で落とし主に忘れ物が返って来ますからそんな当たり前の事はニュースネタに成らないんです。

積極的に強盗や窃盗をしない人でも落し物をガメる遺失物横領と言う事に関しては習慣が違うからメキシコでは殆どのアステカ民の人がガメてしまうんです。

(Sauce : Multimedios TV )
「メトロブスの車内に忘れた携帯電話が落とし主に還って来たそうです」

(Sauce : Multimedios TV )
【落とした携帯電話が戻って来る : メトロブスの乗客】

(Sauce : Multimedios TV )

(Sauce : Multimedios TV )

(Sauce : Multimedios TV )
携帯電話をメトロブスの中に忘れたKarime Prieto(カリーメ・プリエト)さんです。

(Sauce : Multimedios TV )
「たぶん乗客の人が私の携帯電話を見つけて運転手さんに届けて運転手さんが警察に届けてくれたと言う事だと思います」

拳銃強盗にホールダップされて携帯電話を盗られた場合と違って自分の不注意で落し物とか忘れ物をした場合は自分の落ち度なんですけど奇跡が起きたみたいです。

こんな感じのニュースが報道されてました。

『袖すり合うも他生の縁』的なニュースが年末は増える感じなのはメキシコも日本と同じみたいです。

※無断転載はお断わりしてますので宜しくお願いします。