僕が何でバイク好きになったかと言うと僕が小学生の頃は夏休みに僕のお父さんの田舎の広島県呉市に毎年1家4人で旅行してたんです。


僕が小学校1年生の時なんですけど盆踊りの夏祭りみたいなお祭りがあってお父さんとお母さんと姉ちゃんと親戚の人たちとお祭りを見に行ったんです。


そうしたら僕が蝮(まむし)に足を噛まれたんです。

それで親戚の叔父さんが50ccのバイクの後ろに僕を載せて「おじさんにしっかり掴まっとりんさいよ」って言って山道みたいな所をバイクで走って病院に連れて行ってくれたんです。


今、大人に成ってから考えたら大したスピードじゃ無かったんでしょうけど当時の僕には凄いスピードに感じたんです。

凄くワクワクして足の痛みも忘れちゃってスピードに魅せられてそれ以来バイクが好きになっちゃったんです。


それで小学生の頃からバイク雑誌を読んだりしてたんです。

前のブログのどこかに書いたんですけど僕は小学校5年の時から東北沢のマンションで1人暮らしをしてたから酒も煙草もコソコソしないで無礼講で行けるように成ったしゴーゴークラブとかゴーゴー喫茶に出入りして夜遊びをしてたんです。


僕が中学の頃はディスコにまだ成る前でゴーゴークラブとかの時代なんですけどゴーゴークラブとかゴーゴー喫茶の方が高校生に成って行きだしたディスコと比べるとサイケデリックでアングラ感がありました。


それで六本木とか新宿のゴーゴークラブに良く行ってたんですけど大久保のゴーゴー喫茶で知り合った高校生の人から中古でスズキのGT380を買って僕は中学の時から無免でバイクに乗ってたんですけど幕府が発行する免許証を持ってなかったから朝方に家の近所を走り回ってたんです。


高校生に成って府中の試験場に行って免許を取りました。

僕は運転は出来たから教習所に行かないで試験場に行って実地試験1発で取りました。


東京都公安委員会さま発行の免許証を所持しましたから堂々とバイクに乗れる身分に成ったから嬉しくて関東地方の色んな峠に行ったんです。


埼玉県の奥秩父の方まで行ってみる事にして17号の中仙道旧道を熊谷警察署の前を左折して国道140号に入ったんです。


花園インターのあたりとかが特にきれいで印象に残ってるんですけど実りの秋に稲穂の黄緑色が映える田園風景なんです。


埼玉県の秩父の方はそう言う田園風景なんです。

秩父郡長瀞(ながとろ)町の所で『お食事処みやま』って言う所謂(いわゆる)『街道筋の定食屋さん』に入ったんです。


僕は観光客が多い土日は嫌いだから学校をサボって平日に峠に行ってたんです。


平日だから家族連れの観光客の奴らがいなくて秩父セメントのミキサー車の運転手んとかトラックの運転手さんしかお客さんが居なかったんです。


僕はコロッケ定食を食べたんですけどその時に食堂の有線放送だったのかラジオだったか良く覚えて無いんですけど勝彩也さんの『恋あざみ』が掛かってたんです。


歌の歌詞も良かったんですけど勝彩也さんの声質が凄く刺さる感じでした。

それで(この歌のレコードを買いたいな)って思ったんだけど曲名も歌手名も判らないから近くの席に居たトラックの運転手の人に「すいません、この歌何て言う歌なんですか?」って訊いたら「勝彩也の恋あざみって言う歌だよ」って教えてくれて紙に書いてくれたんです。


だから僕はこの歌の思い出は秩父の国道140号の長瀞とセットに成ってるんです。


毎日スペイン語の歌ばかり聴いてるからそれに慣れちゃってるんですけど秋から冬に掛けての季節は日本の演歌を聴きたく成るんです。


『恋あざみ』に関してはオリジナル歌手の勝彩也さんの歌唱版がやはり1番なんですけど僕は好きな歌の場合は他の歌手の人が歌ってるカバー版も集めるんです。


カバーですと村上幸子さんの歌唱版も好きなんですけど僕的には八代亜紀さんの歌唱版が1番好きなんです。


今日は八代亜紀さんの『恋あざみ』を聴いてコロナビールを飲みました。

八代亜紀さんの『恋あざみ』にどっぷり浸(ひた)りました。


写真はYouTubeからダウンロードしたビデオをDVDにしたものを再生したテレビの画面を携帯電話のカメラで撮影した画像です。


著作権者は誰か知らないんですけど著作権者の人からお借りしました。